福本 信太郎


1989年の神奈川県学生音楽コンクール管楽器部門最優秀賞を受賞以来、翌年の日本管打楽器コンクールに最年少参加で入選するなど、多くのコンクールで入賞を果たしている福本氏は、1994年昭和音楽大学音楽学部卒業、同年同大学音楽専攻科に入学し、学長賞を受賞し卒業しました。1995年よりソロ・コンサートを行ない、オール・ジャパン・シンフォニー・オーケストラ、東京交響楽団、ベルギー王立フランダース管弦楽団などの公演に参加するなど、最近の活躍は目覚しいものがあります。丸山胤幸、宗貞啓二ダニエル・デファイエユージン・ルソーの各氏に師事、現在は昭和音楽大学および同短大、芸術学院の非常勤講師を務めています。



主なアルバム


「Rush Out」

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Cafua CACG-0014
2000/2/22-24 神奈川アートホール
  1. マリンバとアルト・サクソフォンのためのディヴェルティメント (湯山昭)
  2. 大聖堂 (バリオス)
  3. マリンバ・スピリチュアル〜マリンバと3つの打楽器のための (三木稔)
  4. PHONO X for Marimba Solo (松尾祐孝)
  5. Rush Out〜マリンバと打楽器奏者のための (西原大樹)
  6. アルハンブラ宮殿の思い出 (タルレガ)
  7. ヴァイオリン協奏曲 ニ短調より 第3楽章 (ハチャトゥリヤン)

高田 亮 (marimba)
福本 信太郎 (saxophopne) [a]
荻原 松美/奥田 真広/深野 雄一 (percussion) [c]
安江佐和子 (percussion) [e]

ビジュアル系?マリンバ奏者として、クラシックのステージからYOSHIKIのライヴまで(!)幅広く活動する高田亮氏のデビューアルバムに、福本氏が参加しています。高田氏も福本氏もともにたいへんフレッシュな演奏で、もちろん技術的にも申し分なく、アルバムの1曲目に配置されたディヴェルティメントをいっきに聴き終えてしまいました。そのあとに続く曲もどれも勢いがあり、高田氏の主張が盛り込まれていて、最後まで飽きずに楽しめました。中でも、このアルバムタイトルにもなっているRush Outや、選曲に少々驚いたヴァイオリン協奏曲のさわやかな演奏が印象に残りました。

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