Andy SCOTT


イギリスで活動するサクソフォン奏者/作曲家/教育者。1985年よりアポロ・サクソフォン4重奏団のテナー・サクソフォン奏者として参加しているのをはじめ、BBCコンサート・オーケストラとの協奏曲の共演、ドラム奏者デイヴ・ハッセルとのデュオ活動、ラージ・アンサンブル「SaxAssault」(これがあたカッコいいんだ、、溜息)をはじめジャズからサルサまでの広いジャンルで演奏活動を続けています。また、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージックやロイヤル・ウェールズ・カレッジ・オブ・ミュージックで指導にあたっているほか、ソロからさまざまな楽器とのデュオ、ラージまで多くの曲を作曲しています。

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主なアルバム


「My Mountain Top music for tenor saxophone

(private?) WGM-2431
2005-6 Royal Northern College of Music Concert Hall, etc.
  1. コルトレーン (ヒース)
  2. スタン・ゲッツのための協奏曲 (R.R.ベネット)
    /w. Peter LAWSON (piano)
  3. パッシング (フィトゥキン)
  4. 誇り (M.ライト)
  5. 3つの小品 (P.ミーチャム)
  6. マイ・マウンテン・トップ (シッセイ/A.スコット)
    /w. Lemn SISSAY (word)
  7. 子守唄 (ミシェルダ=ヴィドソン)
    /w. Lauren SCOTT (harp)

Andy SCOTT (saxophone)

テナー・サクソフォンによるアルバムはあまり多くないのですが、このアルバムは世界初演曲がほとんどのアグレッシヴなアルバム。もちろん、演奏もアグレッシヴ。なかでも、ピアノリダクション版によるスタン・ゲッツのための協奏曲は、この編成による初録音とのことですが、オケ盤よりもさらにジャジーな面が強調されたユニークな仕上がりです。どの曲も非常に高いテンションで気押しされそうですが、特にアルバムタイトルにもなっているのマイ・マウンテン・トップは、シャウト気味(笑)の朗読が、キーボードをバックにしたサクソフォンと好対照です。ハープと共に奏でられる子守唄が、アルバムの締めくくりにふさわしく気持ちを和らげてくれます。

オススメ度:


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