Saxofonové Kvarteto Bohemia
(Bohemia Saxophone Quartet)
- Pavel FIEDLER, Soprano YAMAHA Custam
- Roman FOJTÍCEK, Alto YAMAHA Custam
- Pavel ŠKRNA, Tenor YAMAHA Custam
- Jiri HANZLIK, Baritone YAMAHA
1990年にプラハで結成し、以来ヨーロッパで活動しています。テナーとバリトン奏者は1993年に交代があり、現在は1963年から74年生まれの若手奏者となっています。レパートリはクラシックやチェコの作曲家の委嘱作品をはじめ、ジャズにも積極的に取り組んでいます。なお、楽器はヤマハのカスタムを使っています。
なお、現在はアルトが Antonín MÜHLHANSL、バリトンが Katerina STUPKOVÁ にメンバが替わっています。
Official Site(チェコ語・英語)
主なアルバム
「Bohemia Saxophone Quartet」
OLIVERIUS OL 0002-2 131
1995/4/27-28, 5/9, 11-12 Academy of Music, Prague
- アンダンテとスケルツォ (ボザ)
- サクソフォン4重奏曲 (ドゥレヴィコフスキ)
- 3つの前奏曲 (ガーシュウィン)
- ダンス組曲 (バーンスタイン)
- 小組曲 (フランセ)
- サクソフォン協奏曲 (ドゥサ)
Jana BOUŠKOVÁ (harp) [b]
David REHOR (drum) [d]
Bohumil KulINSKY / プラハ室内フィルハーモニー管弦楽団メンバー [f]
世界初録音 [b,f]
このCDはイギリスで購入しました。全体に録音がデッドでちょっと聴き疲れするのですが、テクニック的にはまあまあで、途中でハープやドラムが入り、また最後はオケ伴奏と変化がつけられていてます。ダンス組曲はバーンスタインの小品を組み合わせて組曲にしたもので、ウェストサイド物語の「クール」など耳になじみのある曲が入っています。もう少しいい録音でこの団体の演奏を聴いてみたいものです。
「Jazz Inspiration」
VARS VA 0088-2 (P)1988
- 3人の警官 (イェーツェク)
- カスケード (ジョプリン)
- ヴォー・ドゥー・ドゥー・デー・オ・ブルース (イェーレン/エイガー)
- ライザ (ガーシュウィン)
- ブガティ・ステップ (イェーツェク)
- 霧深き日 (ガーシュウィン)
- わが愛はここに (ガーシュウィン)
- チルドレンズ・ソングより (コリア)
- ディヴェルティメント (フリニシュカ)
- サクソマフィア (ヴィクリシュキ)
- Jen Tak ... (マクーレク)
- アメリカ〜ウェストサイド・ストーリーより (バーンスタイン) [ボーナス・トラック]
Frantisek UHLIR (cb) [f,g,i,k]
Jaroslav SOLOC (fl) [k]
1998年にリリースされたアルバムで、タイトルどおりジャズの要素を持つ曲ばかり集められています。若干荒い演奏やちょっと癖のある録音(ちなみにアナログ録音です)は気になりますが、テンポの遅い曲でも独特のドライヴが感じられて楽しめました。Jen Tak ...は「Just So ...」の意味で、コントラバスとフルートも加わった編成です。チルドレンズ・ソングはアポロSQとは編曲も演奏の方向も全く違い、なかなか興味深いです。
Vars 社のこのCDの紹介はこちら(英語)