Oto VRHOVNIK


スロヴァニア生まれのサクソフォン奏者で、オーストリアでサクソフォンの勉強をした後、パリでも学びました。1995年からウィーンの大学でサクソフォンを教えています。CDの解説がドイツ語?なので、私には解読できない(苦笑)のですが、オーストリア・サクソフォン・オーケストラの指揮者でもあります。



主なアルバム

「Oto Vrhovnik SAXOPHON」

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Antes CD 9002 (P)1991
  1. アルト・サクソフォンとピアノのためのデュオ (ジョンストン)
  2. メヌエットとエピタフ (フェニグステイン)
  3. ロマネスカ第10番 (ヘイドメイヤー)
  4. サクソフォニッシモ (ブリクセル)
  5. レシタチフとアリア (シュトマシュニク)
  6. 食卓の音楽 (レシュコ)
  7. サクソフォンとエコーのためのスタディ (キブルカ)

Oto VRHOVNIK (saxophone) / Jeanine KIES (piano)[except d,g]

オーストリア・サクソフォン・オーケストラの印象があまり良くなかったので、買うのをためらっていたのですが、中古で出ていたので思わず購入してしまいました。ヴィヴラートが少なく音色そのもので語る演奏で、やや線が細いようにきこえるのは仕方がないかなぁ。正攻法の演奏には好感を持ちましたが、興味をひく曲が少なく、やや退屈気味でした。そのなかで、最後のサクソフォンとエコーのためのスタディは、ディレイを効果的に使ったユニークな曲で、同じ音色が反復して重なり合って和音や音型を作り、不思議な音響空間が広がっていくのが印象に残りました。この曲は、一度生演奏で聴いてみたいです。

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