1970年ブダペスト生まれの奏者。ブダペスト大学を卒業後リスト音楽院に進みサクソフォンを専攻しました。主にジャズやロックのアンサンブルで活動を続けています。父親がヴァイオリニスト、母親がピアニストであることから、クラシックにも多大な興味を示し、主にバロックを中心にしばしば演奏を行なっています。以下の他「Tribute」というバッハの作品集をリリースしています。
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紙ジャケットで、サクソフォンと奏者をX線撮影したような不思議なジャケット。これは尋常なバッハのアルバムではないな、と思いながら、CDプレーヤーを操作すると、少々気の抜けた感じの音楽が流れてきました。私としては、バッハはもっと端正に、または個性的な解釈を聞きたいところでしたが、これは趣味の問題でしょう。ただ、時間が止まっているような、音が前に進んでいかない状態なのは気になりました。