John VANA


カナダおよび北米で活動するクラシック/ジャズ・サクソフォン奏者。デポウ大学およびミシガン大学を卒業し、ウェスタン・イリノイ大学で教鞭を執るかたわら、同大学のホッパー・ジャズテットのメンバーでもあり、ニュー・イングランド音楽院、ノース・テキサス大学、カナダのマギル大学などでリサイタルやマスタークラスを開講しています。また、ジョン・ハービソン、ガンサー・シュラーらの曲の初演を手がけています。ピアノのジェニー・ペロンは、奥様とのことです。



主なアルバム


「The Interactive Saxophone」

Check it amazon.com !
アマゾンでこのCDをチェック!
Capstone Records CPS-8763
2005/5 Foellinger Great Hall, Krannert Center of Performing Arts, Urbana Illinoi
  1. ソナタ (ヘイデン)
  2. Seeing Those Hours (パッチオーネ)
  3. ソナタ (ムツィンスキ)
  4. ソナタ (レヴィン)
  5. 2つの幻想曲 (タカーチ)

John VANA (saxophone) / Jenny PERRON (piano)

Capstoneレーベルは現代音楽を中心にしたレーベルというイメージがあったのと、どうやらジャズ系の奏者らしいという情報から、いったいどんな曲/演奏だろうとおそるおそるCDを聞き始めたのですが、結局は杞憂でした。選曲からユージン・ルソーの弟子かとも思いましたが、違うようで。。やや独特な音色ととても勢いのあるヘイデンのソナタが強烈ですが、しかし不思議と惹きつけられる魅力のある演奏です。特にタカーチの2つの幻想曲アルノ・ボーンカンプの名演にも劣らず、手に汗握る緊迫感をはらんだ好演です。ジャズ奏者らしいダークな音色は好みが別れると思いますが、こういうスタイルの演奏もおもしろいと感じました。ピアノ奏者も、サクソフォン同様気合たっぷりの演奏を展開しています。

Capstone Records 内のこのCDの案内はこちら

オススメ度:

inserted by FC2 system