University of Iowa Saxophone Studio
ケネス・チェ教授率いるアイオワ大学のサクソフォン・スタジオは、今後要注目でしょう。すばらしい奏者が輩出されることを期待しています。
「7 Settings Works for Saxophone by University of Iowa Composers」
(no number)
- Prolepsis (L.ダーン)
Chris ANDERSON (saxophone)
- Orthiginality (L.フリッツ)
Matthew SINTCHAK (saxophone)
- サクソフォンの楽しみ (B.ヴラサク)
Maggie ANGELL, Mikiko KANETMITSU, Jason LACZKOSKI, Marc GRAHAM (saxophone)
- サンクチュアリー! (S.A.シューメーカー)
Jason LACZKOSKI (saxophone) / Evan MAZNIK (piano)
- 接近〜ヴァイオリン、サクソフォンとピアノのための (D.ゴンパー)
Kenneth TSE (saxophone) / Alla CROSS (violin) / David GOMPPER (piano)
- Aggregate I (R.フーテ)
Michael LICHNOVSKY (saxophone)
- ソロ・サクソフォンのための組曲 (J.C.グリッフィン)
Jason LACZKOSKI (saxophone)
アイオワ大学の作曲家たちによるサクソフォンのための作品を録音したCD。ケネス・チェ氏をはじめ大学関係者に加え、ウィスコンシン=ホワイトウォーター大学の教授で Ancia Saxophone Quartet のメンバーである Matthew SINTCHAK も演奏に参加しています(日本人の名前もありますね)。無伴奏ソロ曲からテープ伴奏/ピアノ伴奏/4重奏曲/ヴァイオリン+ピアノとの3重奏まで、シリアスで辛口な曲からメロディラインの明確な曲まで、多様なスタイルの曲が収められています。アメリカの作曲家が、これだけサクソフォンの楽器の可能性に注目し、新しい曲を提供しているのは、おそらくチェ氏をはじめとするサクソフォン・スタジオの努力の成果なのでしょう。
このCDは非売品ですが、おそらくアイオワ大学から入手ができるものと思われます。私はケネス・チェ氏のサイトから入手しました。(無料です。ただしこれ1枚だけ入手することはできませんが。)