塚本 紘一郎


1963年東京藝術大学管楽器サクソフォン科を卒業、在学中に第30回コンクール管楽器部門第3位にサクソフォンとして初入賞、同時に読売新聞新人賞を受賞しました。卒業後NHK交響楽団、読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団で演奏、リサイタルを開催しました。いっぽうでジャズやラテンのジャンルでも積極的に活動し、有馬徹とノーチェックバーナのメンバとして国内外のツアーにのツアーに参加、後に塚本紘一郎とニュークールノーツを結成しました。1965年以来日本楽器/ヤマハの管楽器研究室の楽器開発製作にも協力、1970年にはネム音楽院特別講師に招かれ、1986年から1992年までの間財団法人ヤマハ音楽振興会に従事しました。退職後は三重県松阪市でライブハウスKennyをオープン、ケニーミュージックスクールを開校、1998年には京都校も開校し、ポピュラー音楽を含んだクリニシャンとしても活躍しています。一時演奏活動を休止した時期もありましたが、ソプラニーノからコントラバスサックスまで7種類のサクソフォンを自在に操る奏者として、レコーディング、吹奏楽団との競演などさまざまなシーンで活躍しています。

手元には以下でご紹介したほかに吹奏楽競演のレコードが何枚かありますが、中でもサクソフォン持ち替えによるアランフェス協奏曲の圧倒的な演奏が印象的。これはぜひ実演で接したいものです。

塚本氏(が講師を務めるスクール)のページはこちら(もちろん日本語)


主なアルバム


「華麗なるサクソフォーン」

(自主制作) NKCD-4814
  1. ハーレム・ノクターン (ハーゲン)
  2. マラゲーニャ (レクォーナ)
  3. モナリザ (リヴィングストン)
  4. 口笛吹きと小犬 (プライアー)
  5. 闘牛士のマンボ (モンテローデ)
  6. アローン・アゲイン (オサリヴァン)
  7. 煙が目にしみる (カーン)
  8. ハロー・ニューヨーク (塚本紘一郎)
  9. いそしぎ (マンデル)
  10. コンドルは飛んでいく (ロブレス)
  11. テキーラ (リオ)
  12. めばえ (塚本紘一郎)

鴨井 次郎 指揮 尚美ウィンド・オーケストラ [a,b,d,g,i,k]

クラシカル・サクソフォンのCDといえるかどうか微妙なところですが、吹奏楽を含めクラシックのシーンでも活躍する塚本氏のアルバムゆえ、ここでご紹介することにしました。吹奏楽伴奏の演奏以外はMIDI打ち込みによる伴奏で、正直ちょっとズッコけましたが、だからといってソロは手抜きなし。このアルバムでもソプラニーノからバスサックスまで多彩な音色を堪能することができますが、低音ファンとしてはやはりいそしぎのバスサックスにはシビれます(笑)。また口笛吹きと小犬は、口笛吹きとブルドッグとでも言いたい、通常口笛かピッコロで演奏されるソロをバスサックスで演奏しており(あ、じゃあ、犬は太っていないのか、、)これは編曲の妙。また、MIDI伴奏による自作曲は、さすがサクソフォンのオイシイところがてんこ盛りになった、まさにショウピース。

なお、このCDは塚本氏のホームページから購入可能です。

オススメ度:

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