カナダで活動する奏者と思われますが、詳細不明です。
多重録音と思われる4重奏の演奏。カルメン・メドレーは、ロルフ=ハンス・ミュラーによる4分弱の編曲を使っているほかは、オリジナルのジャンジャンを除いてW.P.自身の編曲となっています。それにしても、音色の傾向、アーティキュレーション、すべてにおいてよく揃ってます。モーツァルトのような整然さを求められる曲でも、もちろん乱れることはありません。そのわりに、音楽としての高揚感、微妙なニュアンスが聴こえてこないのは、やはり多重録音ゆえの限界でしょうか。
W.P.トゥーク氏は他にもアルバムをリリースしているようですが、おそらくは多重録音なのでしょうね。。