Dominique TASSOT


1960年生まれのサクソフォン奏者。パリ高等音楽院でダニエル・デファイエに師事、現在はシャルルヴィルの音楽院で教鞭を執る傍ら、モントペリエ、ナンシー、ハッセン放送、ザールブリュッヘン、サンクト・ペテルスブルクなどの管弦楽団に招かれています。



主なアルバム


「French Saxophone 20th Century Music for Saxophone and Orchestra

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audite 97.500
2002/5/27-29,31-6/1 Studio 1, Bayerischer Rundfunk, München
  1. サクソフォンと管弦楽のための協奏曲 (トマジ)
  2. 伝説 (キャプレ)
  3. ファンタジー=カプリス (アプシル)
  4. ムジク・ド・コンセール (コンスタン)
  5. ラプソディ (ドビュッシー)

Dominique TASSOT (saxophone) / Manfred NEUMAN 指揮 ミュンヘン放送管弦楽団

ドイツのレーベルからリリースされたフランスのサクソフォン協奏曲集。ソリスト・指揮者はフランス出身、オケはドイツ、と、邪推ながらどんな仕上がりになってるのだろう?とワクワクしながら聴き始めたのですが、意外にも正統的な仕上がりになっていて、ある意味ほっとしました。オケの根本的な機能はやはりドイツのオケそのものですが、ホルン専攻でもあった指揮者の手によるのか、特に管楽器の処理が独特の雰囲気を醸しだしています。ソロはほどよいヴィヴラートのかかったすこし冷たい透明感のある音色で、耳に心地よく響きます。もちろん技術的には破綻なく、ソリストの長所がプラスに演奏に働いていて楽しめました。

しかしラプソディ以外の全曲が Premiere Recording ってのは、ちょっといただけないですね。どの曲も先に録音された実態があるのに、、、

audite レーベルのページはこちら(英語・独語、検索して試聴可)

オススメ度:

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