杉原 真人


徳島県出身、テンプル大学に留学しマーシャル・テイラーに師事した後、ノース・ウェスタン大学でヘムケに師事、2000年に卒業しました。現在アメリカでフリーでがんばっていらっしゃいます。



アルバム


「MASAHITO SUGIHARA Saxophone」

  1. オーボエ協奏曲 (マルチェロ)
  2. ディスタンス・ウィズィン・ミー (レノン)
  3. マリンバとアルト・サクソフォンのためのディヴェルティメント (湯山昭)
  4. アーバン・レクイエム (コルグラス)
  5. Flying Lip Locker (杉原真人)

杉原 真人 (saxophone) [except e]
Ignat SOLZHENITSYN 指揮 フィラデルフィア室内管弦楽団コンサート・ソロイスツ [a] 1999/11/22 Live
Yoko YAMADA=SELVAGGIO (piano) [b] 2000/4/8
Jermy MILLER (marimba) [c] 1998/12/2 Live
Morgan BUGBEE (ssx), Ashu KEJARIWAL (asx) Kathleen MITCHELL (tsx) [d] 1999/11/12 Live
Mallory THOMPSON (指揮) ノースウェスタン大学シンフォニック・ウィンド・アンサンブル [d]
Ben SCHACTER (tsx) / Derrick HODGE (bass) / Daniel MONAGHN (drums) [e] 1999/3/27 Live

ホームページがご縁で、杉原さんとメールや掲示板で情報交換をするようになり、杉原さんの演奏を収録したCD-Rをいただきました。流通ルートにのるものではないので、特別枠としてここでご紹介させていただきます。

オケをバックにした協奏曲、ピアノ伴奏、マリンバと2重奏、4重奏+吹奏楽、最後は杉原さん自身の曲、とさまざまな演奏がおさめられています。中でもディスタンス・ウィズィン・ミーはライヴ録音ではないためかほかの演奏より隅々まで完成度が高く感じました。対照的なのはアーバン・レクイエムで、曲のせいもありますが4重奏も吹奏楽団も暴れ回っていて痛快です。オーボエ協奏曲はソプラノによる演奏で、もう少し遊びが欲しかった気もしますが丁寧に演奏されています。

プロを目指す音大生とはいえ、約1年に間にこれだけ様々な音楽経験をする機会があるということは、一アマチュア音楽家からしてみればやはりうらやましいことです。しかし、その機会をしっかり成果に残している真人さんには、感服します。当分アメリカで活動を続けられるとのことで、ご活躍を期待しています。

CD-Rは音質等はさすがに商業ベースのCDにはかなわず、演奏のすべてが伝わってこずに少々もどかしく思うところもありました。帰国され、生の演奏を聴くことができる日を楽しみにしています。

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