James STEELE
アメリカで活動するサクソフォン奏者。ワシントンでアメリカ陸軍軍楽隊に従事後、ワシントン・サクソフォン4重奏団のアルト・サクソフォン奏者となりました。また、ミネソタ大学で教鞭をとっています。
主なアルバム
「Saxophone in the Sanctuary」
Kurt Kaiser Music KK 5018
- 来たりて聖なるものを愛でよ (讃美歌)
- 祈りながら (フォーレ)
- ヴォカリーズ (ラフマニノフ)
- 主はわが牧者 (讃美歌)
- Jesus We Want to Meet (ナイジェリア霊歌)
- Talk about a Child (黒人霊歌)
- Come Christmas, Join to Sing (讃美歌)
- ギレアデの乳香 (黒人霊歌)
- おお聖なる頭は〜マタイ受難曲より (バッハ)
- この上ない喜び (カイザー)
- 羊は安らかに草を食み (バッハ)
- Thou Hidden Source (ラヴェル)
- 悲愴ソナタより (ベートーヴェン)
- 汝を愛す (讃美歌)
- 家路 (ドヴォルザーク)
- 子羊 (カイザー)
- The Way of the Cross Leads Home (讃美歌)
- アリア (ボザ)
James STEELE (saxophone)/ Kurt KAISER (piano)
讃美歌を中心に、抒情的な曲を集めたアルバム(それにしても、讃美歌の邦題はわからないものが多くて、、)。どの曲もよく知られたメロディを親しみやすく・美しく演奏していて、サクソフォンの歌謡性が十二分に発揮されています。けして目新しいことにチャレンジしているわけではありませんが、このアルバムを手にした人はそんなことを期待してはいないでしょう。表現はあくまで優しく、とはいえまったく主張がないわけではなく、その程よさが心地よいのです。このCDを聴きながら目をゆっくり閉じれば、穏やかな、素直な気持ちになれる、、そんな素敵なCDというだけで十分ではありませんか。
オススメ度: