World Saxophone Orchestra
- Ed BOGAARD Direction
- Olga de ROOS (sopranino)
- Lou BUYS (soprano)
- Eric LARET, Rennie van de WAL, Karel BRUIN (alto)
- Monique UDO, Piet REBEL, Iwan SZOMORU (tenor)
- Inge ten VELDE, Sieuwke van BERKUM (baritone)
- Ronald Jansen HEYTMAJER (bass)
オランダのスウェリンク音楽院の卒業生で組まれたラージ・アンサンブル。スウェリンク音楽院といえば、アウレリアSQやシュリンクスSQ、トゥイラールトといった優れた&個性的な奏者を数多く輩出しており(メンバにシュリンクスSQのメンバの名前があります)、オランダSQのアルト奏者でもある名教師エド・ヴォガートがその親玉。ソプラニーノからバスまで、6種類の楽器を12人の奏者が奏でています。
主なアルバム
「World Saxophone Orchestra」
BVHAAST CD 8902
1989/1/12 VPRO-radio
- 綺想曲 (プーランク)
- 小品集 (ドビュッシー)
- カンツォーナXV (ガブリエリ)
- バラード (ヴェローヌ)
- 聖歌 (ベルリオーズ)
- スカラムーシュ (ミヨー)
- 3つの小品 (ラヴェル)
- 屋根の上の牛より (ミヨー)
Arno BORNKAMP (saxophone) [f]
Ivo JANSEN (piano) [d]
フリージャズなどのジャンルに強い BVHAAST からのリリース。かなりアヤシイ音色を出しています。正直なところ、音程の問題や、明らかなミス(譜面の間違い?)もあり、オススメはできないのですが、プーランクの曲はやっぱりかわいらしいですし、はじめて公の場でサクソフォンの演奏が披露された時に用いられたベルリオーズの聖歌が収録されてますし、スカラムーシュのサクソフォン・オーケストラ伴奏なんて他では聴けません。しかも、ソロはボーンカンプときてます。というわけで、好事家向き。ちなみにヴェローヌの編曲はアウレリアSQのファン・リンデン、その他の曲はロンデックスの編曲です。