昭和音楽大学でサクソフォンを専攻するメンバで結成された、サクソフォン・アンサンブル。33本のサクソフォンというCDは、私が持っているものでは一番大きな編成です。
おそらく私製盤でしょう。渋谷の Actus においてあったのを買いました。演奏会からの抜粋で、フィレンツェの思い出は33名、展覧会の絵は30名(他にパーカッションとコントラバス)のサクソフォンでの演奏で、編曲は福本信太郎氏。ライヴということもあり、演奏に傷は多々ありますが、演奏者の気合いは充分感じ取ることができます。中でも、12人の奏者によるローバの作品は最後まで緊張感が続き、なかなかすごい。個々人の力量に差が大きいのは、まあやむを得ないかなぁ。