The Rascher Saxophone Ensemble
- Anthony ALDUINO, soprano
- Carina RASHCER, soprano
- Barth CHAPMAN, alto
- Roger FRY, alto
- Lawrence GWOZDZ, alto
- Alan HALLMARK, alto
- Frederick HEYBURN, alto
- David LESTER, alto
- Patrick MEIGHAN, alto
- Joan PENNY, alto
- Marjorie RINTOUL, alto
- Robert SHEPPERD, alto
- Mark TAGGART, alto
- Susan WITTKOP, alto
- William BURGGRAF, tenor
- Bruce WEINBERGER, tenor
- John WORLEY, tenor
- Linda BANGS-URBAN, baritone
- Willaim FREDRICKSON, baritone
- Ray SPIRES, baritone
- David BILGER, bass
- David CARLSON, bass
- Kenneth DEANS, bass
- Sigurd RASCHER, contrabass
シーグルト・ラッシャーの提唱で結成されたアンサンブル。はっきりとしたことは不明ですが、定期的に演奏活動を行なっていたわけではなさそうで、LPを2枚遺しています。メンバにはローレンス・グウォゼズやリンダ・バングス=ウルバン、そしてラッシャー氏と娘のカリーナの名前もあります。
主なアルバム
「The Rascher Saxophone Ensemble」
Cornet CD-Cor 401-0
1974 Ohio, 1975/7/2-3 Union College, Schenectady, N.Y.
- 輝く暁の明星のいと美わしきかな (バッハ)
- 序曲、歌とメランコリー (フサ)
- Mark Hur Var Skugga (ベレマン)
- フーガ第22番 (バッハ)
- 最後の春 (グリーグ)
- 協奏曲「アラ・ラスティカ」 (ヴィヴァルディ)
- サクソフォンのための前奏曲 (ヴィルス)
- 水夫の歌 (グリーグ)
- 目覚めよと呼ぶ声あり (バッハ)
- タートル・ドーヴ (イングランド民謡)
- 合奏協奏曲 ハ長調 (ヘンデル)
- サクソフォン6重奏曲 (カントナー)
- 汝我が傍らにあらば (バッハ)
- 葬送行進曲 (メンデルスゾーン)
- サクソフォン10重奏曲 (ハートレー)
- ボニー・ドゥーンの土手と丘 (グレインジャー)
- オープニング・コーラス〜カンタータ99番 (バッハ)
- ホルベルグ組曲より (グリーグ)
- The Heavens Resound (ベートーヴェン)
ソプラノからコントラバスまで、6種類24名によるアンサンブル。でも、ジャケはラッシャー氏と一緒に7種類の楽器が写ってるぞ?? 70年代に録音されたLP2枚のCD化です。なんともユニークな響きですが、技術的にはあまり感心できるものではありません。小品ばかりなので、やや聴き応えがないのも残念です。まあ、これは音楽の内容を楽しむというより、サクソフォン合奏の響きを楽しむためのアルバムですから、あまり細かいことをうだうだいっても仕方ないでしょうね。なにも考えないで、珍妙なサウンドにおぼれましょう。好事家向き。