Nuclear Whales Saxophone Orchestra

カリフォルニアを拠点に活動しているサクソフォン・アンサンブル。活動時期ははっきりわかりませんが、以下アルバムは1986年〜99年にかけてリリースされているので、この頃が最も活動が盛んだったのでしょう。現在もサイトが残っていますが「冬眠中」とのことです。また「The Nuclear Whales receive absolutely no funding from either Greenpeace or The Atomic Energy Commission.」どこまでもオチャメな団体ですね。

ニュークリア・ホェールズ・サクソフォン・オーケストラのサイトはこちら(英語)


主なアルバム


「The Nuclear Whales Saxophone Orchestra」

Whaleco Music WM-100-CD (c)1986
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  1. ダークタウン・ストラッターズ・ボール (シェルドン・ブルックス)
  2. メイプルリーフ・ラグ (スコット・ジョプリン)
  3. ニューヨークの秋 (ヴァーノン・デューク)
  4. オープニング・オリエンタル (ザ・ブラウン・ブラザーズ)
  5. 悲しいラグ (フラッケンポール)
  6. 楽しいラグ (フラッケンポール)
  7. アルバニーの境 (レイ・ヘンダーソン)
  8. ボニー・ドゥーンの土手と丘 (グレインジャー)
  9. リスボン (グレインジャー)
  10. 水夫のホーンパイプ (カウエル)
  11. 前奏曲〜パルティータ第3番より (バッハ)
  12. スリペーニー・オペラより (ヴァイル)
  13. 操り人形の葬送行進曲 (グノー)

Rach CZTAR(sopranino, soprano, alto), Jordy FRASER(alto, tenor), Mark SOWLAKTS (soprano, alto), Bill TRIMBLE(bass, alto) Dale WOLFORD(soprano, alto)


「Whalin'」

Whaleco Music WM-101-CD (c)1989
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  1. 魅惑のリズム (ガーシュウィン)
  2. オール・ザ・シングズ・ユー・アー (ジェロム・カーン)
  3. チーク・トゥ・チーク (アーヴィング・バーリン)
  4. メイク・ザ・モスト・オブ・イット (ニーハウス)
  5. ハヴ・ユー・メット・ミス・ジョーンズ? (リチャード・ロジャース)
  6. イエスタデイ・ガーデニアス (マイセルス/ロバートソン/カニャーン)
  7. 貴方の替わりはいない (ハロルド・ウォーレン)
  8. ザッツ・ア・プレンティ (ウィリアムス/クレーマー)
  9. メドレー・シュミドレー
  10. ラザス・キャンディ ("ニック"ラ・ロッカ)
  11. イン・ア・マイナー・ムード (ジョー・サリヴァン)
  12. ハーレム・ノクターン (ハーゲン)
  13. ラヴリー・フラ・ハンズ (アレックス・アンダーソン)
  14. アレキサンダーズ・ラグタイム・バンド (アーヴィング・バーリン)

Rach CZTAR(sopranino, soprano, alto), Dale WOLFORD(soprano, alto), D.STEVENS (alto), J,DAVIS(tenor) Art SPRINGS(baritone, bass), Ann Stamm MERRELL(baritone)


「Thar They Blow」

Whaleco Music WM-102-CD (c)1991
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  1. 市民のためのファンファーレ (コープランド)
  2. ミッドナイト・イン・モスクワ (ケニー・ボール)
  3. デューク・エリントン・メドレー (デューク・エリントン)
  4. ダンシング・イン・ザ・ダーク (アーサー・シュワルツ)
  5. カスバ・シャッフル (アシュウィン・バティシュ)
  6. ニューヨーク・シティの幻 (ヴィクター・ヤング)
  7. スウィート・ジョージア・ブラウン (ベルニー)
  8. モールド、モールド (アン・メレル)
  9. せむしのブギ (アート・スプリングス)
  10. タイガー・ラグ (デ=コスタ、ラ=ロッカ)
  11. プエルトリコ土産 (ゴトシャルク)
  12. レクイエム (ラフ・ツター)
  13. ラッパ吹きの休日 (ルロイ・アンダーソン)
  14. 私をボールゲームに連れてって (ティルザー)
  15. ツァラストラはかく語りき (リヒャルト・シュトラウス)

Ann Stramm MERRELL(baritone), Dale MILLS(alto, tenor), ROXTAR(sopranino, sorano), Art SPRINGS(baritone, bass), Don STEVENS(alto, contrabass), Kristen STROM(soprano, alto), Victor MOROSCO(guest alto), Bill PERKINS(guest bass), Michael CORNER(guest tenor)


「Gone Fission」

Whaleco Music WM-104-CD (c)1992
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  1. その手はないよ (デューク・エリントン)
  2. シング・シング・シング (ルイス・プリマ)
  3. サマータイム (ガーシュウィン)
  4. ソング・フォー・R.C. (モロスコ)
  5. ゴーイン・フィッシン (アン・メレル)
  6. ラッシュ・ライフ (ストレイホーン)
  7. テイキング・ア・チャンス・オン・ラヴ (ヴァーノン・デューク)
  8. 不動のド音 (グレインジャー)
  9. ダニー・ボーイ (アイルランド民謡)
  10. リール・ジグ (ロクスター)
  11. ポータル〜サクソフォンのための前奏曲 (ヴィルス)
  12. 幻想曲ニ調より (ジョン・ジェンキンス)
  13. ファンタジーとアリアより (ウィリアム・ローズ)
  14. ティップ=トゥー・スルー・ザ・チューリップ・ウィズ・ミー (デュビン/バーク)
  15. 星条旗よ永遠なれ (スーザ)

Rach CZTAR(sopranino, soprano, alto), Joh DAVIS(alto, tenor), Ann Stamm MERRELL(baritone), Art SPRINGS(tenor, bass), Don STEVENS(soprano, alto, contrabass), Kristen STROM(soprano, alto)


「Fathom This」

Whaleco Music WM-105-CD (c)1999
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  1. 深海からの訪問者
  2. その手はないよ (デューク・エリントン)
  3. シング・シング・シング (ルイス・プリマ)
  4. カスバ・シャッフル (アシュウィン・バティシュ)
  5. アルバニーの境 (レイ・ヘンダーソン)
  6. セレンゲティを横断して (アート・スプリングス)
  7. クラマット (アブドラ・イブラハム)
  8. デューク・エリントン・メドレー (デューク・エリントン)
  9. アメージング・グレース (アメリカ民謡)
  10. スウィート・ジョージア・ブラウン (ベルニー)
  11. ハーレム・ノクターン (ハーゲン)
  12. ソング・フォー・アワ・チルドレン (アート・スプリングス)
  13. 魅惑のリズム (ガーシュウィン)
  14. サマータイム (ガーシュウィン)
  15. ダークタウン・ストラッターズ・ボール (シェルドン・ブルックス)
  16. プライマル・トニック (アート・スプリングス)

すみません、まとめて5枚紹介です。このほかに「Isotopia」というアルバムがリリースされていますが、未入手です。

アルバムごとに演奏者が違いますが、基本的に演奏の傾向は同じで、サクソフォン・アンサンブルによるエンターテーメント的なクラシックの演奏、といえばいいでしょうか。曲を見てお分かりのように、一部クラシック曲のアレンジもありますが、ミュージカルやジャズなど、アメリカ人が誰でも口ずさめそうなナンバーがほとんどです。私の好みでは、サクソフォンにパーカッションが加わった2枚目の「Whalin'」が一番好きですね。ゴキゲンなガーシュウィンに始まり、ジェロム・カーンアーヴィング・バーリンリチャード・ロジャースハロルド・ウォーレン、と、夢が詰まった時代のアメリカの香り漂う曲を、ドラムのアップテンポのビートにのってサックスがゴキゲンに演奏してます。アルバム「Fathom This」は一部新録音もありますがそれまでのベストアルバム的な内容で、どれか1枚となればこれが一番面白いかもしれません。

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