James SPINAZZOLA


ピッツバーグ生まれのサクソフォン奏者。デューケンス大学でマリオ・ガルッゾとエリック・クロスに師事、高校で教鞭をとった後コロラド大学で指揮法をアラン・マクミュレイに師事しました。現在はテネシー工科大学で助教授ならびに同大学のマーチングバンド"ゴールデン・イーグル"、コンサートバンド、ブラス・アンサンブル"ゴールデン・イーグル"のディレクターを務めています。またマーチングバンドをはじめジャズや小編成のメンバのための作曲を多数手がけています。



主なアルバム

「Discovery -Emerging and Celebrated Repertoire for Solo Saxophopne and Symphonic Band Volume I

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Mark 3918-MCD
2001/1/18-20 Derryberry Hall at Tennessee Technological University
  1. アルト・サクソフォン協奏曲第2番 (ジェイガー)
  2. 演奏会用組曲〜アルト・サクソフォンと吹奏楽のための (ボルコム)
  3. アルト・サクソフォン協奏曲 (ダール)
  4. ルディ・ヴィードーフに捧ぐ (シュラー編)

James SPINAZZOLA (saxophone)
Joseph HERMANN 指揮 テネシー工科大学シンフォニック・バンド

ピッテルによる第2集とあわせて、吹奏楽伴奏によるサクソフォン協奏曲を集めたアルバム。ダールの協奏曲以外は珍しい作品が収録されており、資料的価値も高い一枚です。しかしジェイガーの協奏曲と言うのは初めて存在を知りました。ましてや、これが2番ということは、1番もあるはず。どんな曲なんでしょう? 2番のほうはなるほどジェイガーらしい、わかりやすく起承転結のはっきりした曲でした。どの曲でもきっちり吹いており、伴奏も手堅い印象が残ります。表現の幅を広げればさらに曲の魅力を引き出すこともできると思うのですが、まずは企画内容と演奏レベルには満足しました。

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