Jean=Pierre RORIVE
ベルギー生まれのサクソフォン奏者。リエージュ音楽院でアルベール・タイセンに師事し1等賞で卒業しました。フランソワ・ダネールズ、ダニエル・デファイエ、ジャン=マリ・ロンデックスにも師事しました。オルガンとのデュオを中心に活動しており、以下にご紹介したアルバム以外にオルガンとのデュオのCDを13枚(!)リリースしています。
また、哲学と文学の博士号も所有しており、リエージュのサン・ヨゼフ大学の歴史の教授職にあります。
主なアルバム
「Méditation saxophone & piano」
Bayard D9163661
2001/4/3-4 L'eglise de Filot, Belgique
- カスタ・ディーヴァ(ベルリーニ)
- シシリエンヌ(フォーレ)
- 愛の夢第3番(リスト)
- アヴェ・マリア(シューベルト)
- ラルゲット〜ヴァイオリン・ソナタ第4番より(ヘンデル)
- トロイメライ(シューマン)
- 前奏曲第15番(ショパン)
- アヴェ・マリア(グノー)
- ロマンス(マルティニ)
- 夢のあとに(フォーレ)
- ハバネラ形式の小品(ラヴェル)
- 亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)
- アルルの女より 主題(ビゼー)
- 廃墟の宮殿〜「物語」より(イベール)
- スプリーン(マト)
- イタリア風セレナーデ〜おどけた組曲より(プラネル)
- 年老いた乞食〜「物語」より(イベール)
- サマータイム(ガーシュウィン)
Jean-Pierre RORIVE (saxophone) / Wolfgang MANZ (piano)
サクソフォンとピアノによる小品集。どの曲もヴィヴラートたっぷりに演奏されています。一部のオリジナル曲を除いてオペラやクラシックの名曲・名旋律ばかりで、耳に心地よいメロディが続きます。だからこそもう少し端正な、句読点のはっきりした演奏で聴きたかったのですが、その点はちょっと期待はずれでした。