1966年オーストリアのリンツ生まれ、オーストリアで活動するサクソフォン奏者。ウィーン音楽大学でオット・ヴルホフニクに師事、その後ユージン・ルソー、ジャン=マリー・ロンデックス、ダニエル・デファイエ、、フレデリック・ヘムケ、イヴァン・ロス、ジグール・ラッシャーのマスタークラスに参加しました(う〜んすごい顔ぶれ、、)。現在はニューホッフェン音楽学校やリンツのブルックナー音楽院で教鞭をとりながら、ウィーン放送交響楽団やリンツ・ブルックナー管弦楽団などのオーケストラへの客演、オーストリアSQ、リンツSQ、サクソフォン・プロジェクト・ウィーン、ウィーン大学アンサンブル、ニューホッフェン音楽学校ビッグバンドなどのメンバとしても活躍しています。
シュルホフの交響曲第2番をメインとしたアルバム。サクソフォンをソリストとして扱ったユナイテッド・カラーもシュルホフの作品かと思っていたのですが、こちらは1959年生まれのマウトナーの作品でした。ロールスドルファーのサクソフォンは、どことなくタガがはずれたような不思議な曲に真正面から取り組んでおり、やや太めの音色も好印象。なかなか楽しめました。また、交響曲第2番の3楽章でもロールスドルファーと思われるテナーサクソフォンがバラードを奏でており、こちらも楽しめました。
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