Ramon RICKER


奏者についての詳細は不勉強ながらよくわかっていないのですが、主にジャズ方面で活躍している奏者で、持ち替えでクラリネットも吹いています。また、ジャズに関する作曲、著作活動も行なっており、アメリカの大学でジャズの講義で取り上げられたりしているようです。



主なアルバム


「Jazz Sonata Eastman American Music Series Volume 8

Check it amazon.com !
アマゾンでこのCDをチェック!
Albany TROY361 (C) 1999 by Eastman School of Music
  1. ジャズ・ソナタ (リッカー)
  2. 遠い地からの響き (ドッビンス)
  3. 異邦人 (ドッビンス)
  4. ソナタ (ドッビンス)
  5. 前奏曲第13番 (ドッビンス)
  6. 前奏曲第14番 (ドッビンス)

Ramon RICKER (saxophone) / Bill DOBBINS (piano)

Albanyレーベルからリリースされた「イーストマン・アメリカン・ミュージック・シリーズ」と副題のついたアルバム。1曲目がサクソフォンのリッカーによる作品、他がピアノのドッビンスによる作品になっています。演奏のせいも多分にありますがたとえばジャズ・ソナタの2楽章(タイトルは「Ballad (danse d'amour)」!)などは限りなくスタンダード・ジャズに聴こえます。スコアを見ていませんが、基本的には即興の部分はなさそうで、形式はクラシックのそれに準じているようです。

とにかく、このアルバムを聴いてクラシック臭さはほとんど感じられません。奏法もジャズのそれのようです。こういったアルバムが、イーストマンの名を冠したタイトルでリリースされることが、いかにもアメリカらしいと感じました。

inserted by FC2 system