The University of Kentucky Mega-Sax Quartet



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主なアルバム


「We Don't Need No Stinkin' Rhythm Section」

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Sea Breeze Vista SEAB-4516
  1. ユピーヴィル・ロデオ (マウアー)
  2. オルニーヴィルの夜 (ケリー)
  3. フル・イングリッシュ・ブレックファスト (マウアー)
  4. アカデミッシャンズ (マウアー)
  5. イッツ・ラブリー・ワンス・ユアー・イン (マウアー)
  6. モンク=トゥノ〜ニューヨーク組曲より (デ=リヴェラ)
  7. クリントン・コントローラ (マウアー)
  8. ダン・ディール (タイトルバーム)
  9. ザ・ナスティ (ジャクソン)
  10. フォリー (マウアー)
  11. 行進曲第1番 (メガサックス編)

手元にありながら、ずーっとここで紹介していなかったCD。というのも、演奏スタイルは完全にジャズで、インプロヴィゼーション部分も多く、クラシカル・サクソフォンのCDとして紹介するには違和感があったからなのです。が、マイク・マウアーの作品は記譜上は(フラジオ音域が多い以外は)基本的にクラシックそのもので、マウアーの曲をレパートリにしているクラシック・サクソフォン4重奏団も少なくありません。よく見ればニューヨーク組曲からの抜粋が入っていたりしますが、しかしパーカッションが加わってぱっと聴いただけではジャズ・オリジナルの曲としか思えません。演奏はアドリブのセンスもテクニックも、とにかくア然というほかないもので、平気でフラジオの連続をバシバシ決めており、演奏途中で思わず観客の拍手や歓声が入るほど。お堅いクラシック・ファンは目くじらたてるかもしれませんが、是非ご一聴を!、、、と言いたいところですが、Sea Breeze Record のサイトを見る限りではカタログ落ち。急いだほうがいい、かもしれません。

なお、ここで演奏されているマウアー作品の楽譜は Itchy Fingert Publications から出版されていますので、興味ある方はトライしてみてはいかがでしょうか? 難しいですけど、、(自爆しました、私。ハイ。)


「Full English Mower in the Bluegrass

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Sea Breeze Vista SEAB-4563
  1. フル・イングリッシュ・ブレックファスト (マウアー)
  2. ユピーヴィル・ロデオ (マウアー)
  3. イッツ・ラブリー・ワンス・ユアー・イン (マウアー)
  4. フォリー (マウアー)
  5. アカデミッシャンズ (マウアー)
  6. 隙間 (マウアー)
  7. クォーク (マウアー)
  8. イースター島の人々 (マウアー)
  9. ビルディング (マウアー)
  10. スヴェア・ライク (マウアー)
  11. ユア・ファイナンシャリー・ディスターブド (マウアー)
  12. 自分のために (マウアー)
  13. ウォエ (マウアー)
  14. インサイトメント・トゥ・ビバップ (マウアー)
  15. フォード・フィアスコ (マウアー)
  16. クリントン・コントローラ (マウアー)

ケンタッキー・メガSQのレパートリーの多くを作曲しているマイク・マウアーの作品を、過去の録音から1枚にあつめたアルバム。1曲目のフル・イングリッシュ・ブレックファストをもじったアルバムタイトルに、まず笑ってしまいました(私だけか)。どれも楽譜が入手可能なので、ぜひトライしてみたいと思いつつ、ケンタッキー・メガSQの演奏はソロもテュッティもあまりに超絶過ぎます。録音年代に幅があり(ライヴ音源も多数)、中にはマイルス・オスランド氏の多重録音や、マイク・マウアー氏自身が参加していたりしています。大学の4重奏団なので途中でメンバーが変わっているにも関わらず、常時これだけの演奏レベルを維持しているということは、驚異的としか言いようがありません。

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