Tetra Sax


1992年に、ソプラノの濱田氏の呼びかけで結成された、若手のサクソフォン4重奏団です。メンバは全員埼玉県在住で、埼玉新演奏家連盟の会員です。自主公演に加えて、依頼演奏などで積極的に活動しています。

詳しいプロフィールや活動状況については、以下の web をご覧ください。

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主なアルバム


「Tetra Sax」

Momonga Lab. MM34 2003
1998/6/30 プラザイースト・ホール、浦和市
  1. ベルガマスク組曲 (ドビュッシー)
  2. ボワイト・クリスマス (バーリン)
  3. イタリア協奏曲より 第1楽章 (バッハ)
  4. サクソフォン4重奏曲第1番 (サンジュレ)
  5. きよしこの夜 (グルーバー)
  6. シング・シング・シング (プリマ)

バリトン奏者の高木氏が代表をつとめる、モモンガ・レコードからリリースのCD。 ワンポイント・マイクを使った録音で、レコーディング・マスタリングもすべて高木氏によるもので、サクソフォンのアンサンブルの録音としては申し分のない音になっています。また、選曲はオリジナル曲、クラシック曲からの編曲(それもバロック・印象派の2曲)、ポップスからの編曲、とヴァラエティに富んでいて、合計の収録時間は50分弱と短めながら多様な可能性を感じさせるプログラムとなっています。演奏の方は、技術的に不安な箇所があったり、音楽の流れや場面転換がやや希薄に感じたのは残念ですが、無理な背伸びをせず素直な表現に徹した点は好感を持ちました。一番楽しんで聴けたのはシング・シング・シングで、ユニークで短いながらまとまった編曲に加えて楽しい演奏で、是非生演奏で聴いてみたいと思いました。きよしこの夜のちょっと凝った編曲(これも短いのが残念!)も印象的でした。

なお、このCDの入手については、モモンガ・レコードのページをご覧ください。同社では、新たなサクソフォンのCDリリースの予定もあるということで、楽しみです。

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