Syrinx Saxophone Quartet


1984年にスウェリンク音楽院に在学中の女性4人で結成されました。1986年にイスラエルで行なわれた世界女性音楽祭で国際デビューを果たし、以来精力的に演奏活動を続けています。特に現代音楽を積極的にとりあげており、多くの作曲家から曲の献呈を受けているようです。



主なアルバム


「WAVES」

Wynand van Hoff WVH164 (P)1994
  1. (アンシンク)
  2. サクソフォン4重奏曲 (シュミット)
  3. 憑かれた旅人の回想 (オイエンス)
  4. ミュジック・フォー・サクソフォン (ツォパキ)
  5. サクソフォン4重奏曲 (クーレン)
  6. (フィルソヴァ)
Ingrid KAPPELLE (soprano) [c,f]

あまり期待しないで買ったのですが、これはアタリでした。中でも、シュミットの4重奏は、数ある名演に比べても遜色ない出来です。どの曲も譜面を音にする作業に終わらず、音符の下に隠されているものを掘りおこして、音楽に生命を吹き込んでいています。現代曲が多く、ゆったりした気持ちで聴けないのが難点ですが、声を交えた曲も興味深く聴きました。活動10周年を記念して作成されたCDということですが、今後もマイペースで長い活動を続けてほしい団体の一つです。

オススメ度:

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