東京サクソフォーン・ソロイスツ
活動実体はわかないのですが、レコーディングのための臨時結成のアンサンブルと思われます。ご紹介したCDの他、最近同様の企画でもう1枚ポップス曲を集めたCDをリリースしています。
主なアルバム
「管楽アンサンブル名曲集 サクソフォーン&フルート・アンサンブル(I)」
ビクターエンタテイメント VICG-50040
1993/12/8-10 新座市民会館 [a3,b-e,f4]
1996/7/25 ビクター青山302スタジオ [a1/2,f1]
1996/11/14 ビクター青山401スタジオ [g-j]
- サクソフォン4重奏曲 (デザンクロ)
- スラヴ舞曲集 第2番 (ドヴォルザーク)
- 四季「春・夏・秋・冬」メドレー (ヴィヴァルディ)
- カルメン幻想曲 (伊藤康英編)
- サクソフォン4重奏曲第1番 第1・4楽章 (サンジュレ)
- オーディションのための6つの小品より I・II (ドゥファイエ)
- ロンド・スケルツァンド (ハイドン)
- アレグロ・コンチェルタンテ (モーツァルト)
- 夏山の一日より I・II (ボザ)
東京サクソフォーン・ソロイスツ [a-e]
フルート・アンシャンテ [f-j]
「Ensemble Now」というサブタイトルがあり、管楽器のアンサンブル演奏を集めた6枚シリーズの中の1枚。このアルバムの前半がサクソフォンの演奏になっています。まず、冒頭のデザンクロのはじめの音を聴いたとたん、綺麗な音色にしびれました。力まず、ゆったりとした、しかししっかりした音楽の流れの感じられる演奏にうっとり。高い音でも尖らず、耳障りになりません。攻撃的な曲だと思っていたデザンクロも、こんな優しい演奏もあるんだな、と考えを改めました。アンサンブル・コンテストを意識したのか、サンジュレが全曲入っていないのは残念ですが、あまり期待しないで買ったアルバムだっただけに、なんだかとても特をした気分。最近買ったアルバムでは、一番のお気に入りです。
オススメ度: