SAXOLOGY


1989年結成のアンサンブル。アンサンブル名は、強いて日本語に訳すとサックス学? ジャック・ブライマーとユージン・ルソーの門下生で構成されています。 British Music Information Center のバックアップを受けたリサイタルや、第10回のワールド・サクソフォン・コングレスへの参加、FM放送 "Platform Live"(もしかして、駅コンみたいなもの?)などの活動をしています。

サクソロジーの公式ページはこちら


主なアルバム


「The SAX Centenary Collection」

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ASV CD WHL 2090
  1. 小組曲 (フランセ)
  2. 小さな黒人 (ドビュッシー)
  3. 小さな羊飼い (ドビュッシー)
  4. ゴリーウオーグのケーク・ウォーク (ドビュッシー)
  5. 組曲 (アプシル)
  6. 亡き王女のためのパヴァーヌ (ラヴェル)
  7. サクソフォン4重奏曲 (デュボワ)
  8. 感傷的なセレナーデ (クレリス)
  9. 「物語」より (イベール)
  10. 半音階的ワルツ (ヴェローヌ)
  11. アンダンテとスケルツォ (ボザ)

ASVレーベルの White Line Sereies からのデビューCD 。比較的オーソドックスなレパートリを目いっぱい詰め込んだ感じのするプログラムに、「おお、こいつは自信作か?」と思って買いましたが、癖のある吹き方や、音色や音の処理に残る野暮ったさが気になり、楽しめませんでした。全体におフレンチなオシャレさと緊張感がほしいなー。同じレーベルからリリースされているJ.ミカエル・レオナルドのアルバムも、やや傾向の似たあまり感心しないものでしたので、このレーベル、管楽器ものをけっこうリリースしていますが、クラシカル・サクソフォンへの取り組みの姿勢の問題なのかもしれません。

ASVレーベルのサイトのこのCDの紹介はこちら(英語)

「English Quartets」

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Meridian CDE 84376 (P)1999
  1. パガニーニの主題による変奏曲 (ホロヴィッツ)
  2. ハルフレル・ソング (ハーヴェイ)
  3. スチーム! (サルツマン)
  4. ミーガン&セイ (ウィルソン)
  5. サクソフォン4重奏曲第2番 (ジェイコブ)
  6. 愛の挨拶 (エルガー)
  7. 民謡組曲 (ウィルソン)
  8. 3つのピカソのポートレート (ブヤード)
  9. ビット・オブ・ブロウ (チャペル)

こちらは Meridian レーベルからのリリース。タイトルどおりイギリスの4重奏作品が集められていていますが、難しい響きのする作品はなく、クラシカルで聴きやすいものばかりです。最初のパガニーニの主題による変奏曲はホロヴィッツ(ピアニストではなく、イギリスの作曲家)による軽快でおもしろい編曲になっています。R.Smith から出版されているようですので、自分たちでも演奏できそう。また、ジェイコブの4重奏曲2番は、アマチュアでも比較的手軽に試せる曲なのに今まで録音がなかったので、この演奏は貴重です。音程や音色などの面で若干不満な点もありますが、ASVレーベルのアルバムよりはるかに Saxlogy の実力を伺えるアルバムに仕上がっています。

Meridian レーベルのこのCDの紹介はこちら(英語)

オススメ度:

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