Sax Mal Anders
- Sebastian WINKLER, Soprano
- Manuel DAHNER, Alto
- Nicolai PFISTERER, Tenor
- Benedikt GAREIS, Baritone
ドイツで活動するアンサンブル。団体名は「ちょっと違ったサックス」という意味でしょうか。団体についての詳しい経歴がわからないのですが、2001年以後に活動していることから、この頃に結成されたようです。以下のアルバムに続いて、2004年10月に「another night」をリリース。こちらはタイトルからも予想できるとおり、全編ジャズが演奏されているようです。
Official Site(独語)
主なアルバム
「Kontraste」
Chaos CACD8185 (p)2002/5
- 民謡風の主題による序奏とロンド (ピエルネ)
- ソング・フォー・トニーより 第1の歌 (ナイマン)
- タンゴの歴史より タンゴの歴史、カフェ1903 (ピアソラ)
- センシティヴティ (デドリック)
- カルメン・メドレー (ミュラー編)
- セグメント[4重奏ヴァージョン] (C.パーカー)
- ウラ・イン・アフリカ (ウィベルニー)
- フリー・アト・ラスト (ワトソン)
- ワン・チャンス・アト・ラスト (ワトソン)
- ブギ・ストップ・オン・ライフ (C.ミンガス)
- クォーク (マウアー)
- 私が64の時 (レノン/マッカートニー)
- ブラック・ボトム・ストンプ (モートン)
- セグメント[ドラム・ヴァージョン] (C.パーカー)
紙ジャケの表は、ご覧のとおりゴーグルをかけて熱帯魚の泳ぐ海中に沈んでいる4人の姿、そして内側はセクシー美女とスポーツカーに誘惑される4人の姿、、と、軽いノリのCD。2枚組で、1枚目は比較的クラシック寄りの選曲、2枚目はジャズ寄りの選曲となっていますが、あわせても60分少々しかないんです(なぜ2枚?)。ジャジーなサウンド演奏される1枚目のCDは、音程やアインザッツがかなりアバウト。おや?と思うような明らかなミスも数箇所あり、正直なところ聴き辛い内容でした。むしろ2枚目のほうが、(ジャケットのような)イケイケ的勢いのあるノリがプラスに作用しているようです。