Sax Mal Anders


ドイツで活動するアンサンブル。団体名は「ちょっと違ったサックス」という意味でしょうか。団体についての詳しい経歴がわからないのですが、2001年以後に活動していることから、この頃に結成されたようです。以下のアルバムに続いて、2004年10月に「another night」をリリース。こちらはタイトルからも予想できるとおり、全編ジャズが演奏されているようです。


Official Site(独語)

主なアルバム


「Kontraste」

Chaos CACD8185 (p)2002/5
  1. 民謡風の主題による序奏とロンド (ピエルネ)
  2. ソング・フォー・トニーより 第1の歌 (ナイマン)
  3. タンゴの歴史より タンゴの歴史、カフェ1903 (ピアソラ)
  4. センシティヴティ (デドリック)
  5. カルメン・メドレー (ミュラー編)
  6. セグメント[4重奏ヴァージョン] (C.パーカー)
  7. ウラ・イン・アフリカ (ウィベルニー)
  8. フリー・アト・ラスト (ワトソン)
  9. ワン・チャンス・アト・ラスト (ワトソン)
  10. ブギ・ストップ・オン・ライフ (C.ミンガス)
  11. クォーク (マウアー)
  12. 私が64の時 (レノン/マッカートニー)
  13. ブラック・ボトム・ストンプ (モートン)
  14. セグメント[ドラム・ヴァージョン] (C.パーカー)

紙ジャケの表は、ご覧のとおりゴーグルをかけて熱帯魚の泳ぐ海中に沈んでいる4人の姿、そして内側はセクシー美女とスポーツカーに誘惑される4人の姿、、と、軽いノリのCD。2枚組で、1枚目は比較的クラシック寄りの選曲、2枚目はジャズ寄りの選曲となっていますが、あわせても60分少々しかないんです(なぜ2枚?)。ジャジーなサウンド演奏される1枚目のCDは、音程やアインザッツがかなりアバウト。おや?と思うような明らかなミスも数箇所あり、正直なところ聴き辛い内容でした。むしろ2枚目のほうが、(ジャケットのような)イケイケ的勢いのあるノリがプラスに作用しているようです。


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