Quatuor de saxophones "Sans Frontiere"
- Alexander DOISY, Soprano
- Nicolas CHAPELAND, Alto
- Sin-Ichiro OKAWA, Tenor
- Pasquale CASCIO, Baritone
団体の詳細については不明ですが、ご紹介するアルバムではなかなかの好演を聴かせてくれ、興味あるフランスの団体の一つです。ソプラノ奏者が若手アレクサンドル・ドワジー氏、テナー奏者が日本人らしいところも気になる点です。
主なアルバム
「Pierre VELLONES MÉLODIES & PIÈCES POUR SAXOPHONES」
REM 311303 (P)1997
- アルト・サクソフォン、ハープとチェレスタのためのラプソディ (ヴェローヌ)
- 3つの自然の歌 (ヴェローヌ)
- アンダルシアの騎士 (ヴェローヌ)
- 組曲「野獣園」より イルカ (ヴェローヌ)
- 半音階的ワルツ (ヴェローヌ)
- マラルメの詩による5つの歌曲 (ヴェローヌ)
- 5つの墓碑銘 (ヴェローヌ)
Quatuor de saxophones "Sans Frontière" [c-e]
Fabrice MORETTI (saxophone) / Ensemble Musique de Ville d'Avaray [a]
Noël LEE (piano) [b,f,g]
François Le ROUX (baritone) [b,g]
Hanna SCHAER (soprano) [f]
ヴェローヌの作品集です。サクソフォン以外の世界では忘れ去られているのではないかと思われる作曲家ですが、なかなかきれいな曲をかいてるんですね。フランスのケテルビーとでも呼びたい作風です。このアルバムでは4重奏曲の3曲をサン・フロンティアSQが担当してますが、もう1曲ラプソディにモレティが参加してます。堅苦しくないヴェローヌの世界を、肩の力を抜いた演奏で聴くことが出来る好アルバムです。
オススメ度: