New Jersey Saxophone Ensemble


1985年に創設、クラシックからジャズ、民族音楽、ワールド・ミュージックまでなんでもこなす団体。演奏場所もリンカーン・センターやニューヨークのシンフォニー・スペースからノース・シー・ジャズ・フェスティヴァルやモントルー・ジャズ・フェスティヴァルまで、共演者はニューヨークのシアター・バレーからブラジル音楽のフリューゲル奏者まで、と本当に多彩、もとい、多才。以下でご紹介したアルバムでも、ポップス系の曲こそ入っていないものの、幅広い選曲になっています。

Official Site(英語)


主なアルバム


「New Jersey Saxophone Ensemble "New York Suite"

(private) no number
  1. ルーマニア民謡の主題による組曲 (アプシル)
  2. サラバンド〜イギリス組曲より (バッハ)
  3. 7月 (トーク)
  4. ニューヨーク組曲 (デ=リヴェラ)
  5. スウェリンクの主題による変奏曲 (リッカー)
  6. デクラメーションとダンス (ゲイツ)
  7. サクソフォン4重奏曲第3番 (ディ=マルティノ)
  8. ファンタジア (ギボンズ)
  9. カスケード (ジョプリン)

CD番号等が見当たらず、プライヴェート盤のようです。幅広い選曲になっており、プロモーションとしての意味合いがあるのかもしれません。演奏は、上手いとはいいませんが誠実で、意外とおとなしく、もう少し暴れてほしかったな、と思いました。最後のカスケードは落ち着いたテンポで演奏されており、トルヴェールQが 2:03 のカッ飛びスピードなのに対して ニュージャージーSEは 2:50 かけて丁寧に演奏されています。なおニューヨーク組曲は最後の楽章は省略されています。

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