Münchner Saxophonquartett


1990年に結成された、めずらしいフランス−ドイツ混成4重奏団。ソプラノのレグロスはパリ音楽院を卒業後、ミュンヘンのリヒャルト・シュトラウス音楽院の教授となりました。アルトのリッド、テナーのシュミット、バリトンのリッチャーはリヒャルト・シュトラウス音楽院の出身です。セルマーの楽器を使用しています。



主なアルバム


「Das Münchner Saxophonquartett」

Check it amazon.com !
Bayer 100 180
1991/5,10 Munchen & Karlsruche
  1. 弦楽4重奏曲第1番 (ボッケリーニ)
  2. アンダンテとスケルツォ (ボザ)
  3. サクソフォン4重奏曲第1番 (サンジュレ)
  4. サクソフォン4重奏曲 (グラズノフ)

結成翌年の録音になります。仏独混成のせい?か、ヴィヴラートばかりに頼らず、楽器のもつストレートな音色を活かした音楽造りが成功しているように思います。ソプラノと他の楽器で伸びた音の処理などに違いがあったり、もっとスムーズに流れてほしいと感じる部分もあり、サンジュレなどではそれがマイナスに感じますが、和音の響きが清潔に聴こえたボッケリーニは楽しめました。

オススメ度:

Bayer Records のこのCDの紹介はこちら
inserted by FC2 system