Cuarteto de Saxofones de México
(Mexico Saxophone Quartet)


すみません、調べてみましたが、詳しい経歴等わかりませんでした。メンバはオーケストラや室内楽の活動も行っているとのことです。下記アルバムは1998年のようで、他にも録音があるようですが、現在も活動が継続しているかどうか不明です。



主なアルバム


「Joplin & Gershwin」

CD No.不明 r.1998
  1. キューバ序曲 (ガーシュウィン)
  2. 3つの前奏曲 (ガーシュウィン)
  3. 歌劇「ポーギーとベス」より (ガーシュウィン)
  4. ジャスト・アナザー・ルンバ (ガーシュウィン)
  5. エリート・シンコペーションズ (ジョプリン)
  6. ラグタイム・ダンス (ジョプリン)
  7. イージー・ウィナーズ (ジョプリン)
  8. スウィプシー (ジョプリン)
  9. メイプル・リーフ・ラグ (ジョプリン)
  10. パイナップル・ラグ (ジョプリン)
  11. ヘリオトロープのブーケ (ジョプリン)
  12. ストップタイム・ラグ (ジョプリン)
  13. スコット・ジョプリンズ・ニュー・ラグ (ジョプリン)

ありそうであまり見かけない、サクソフォンによるガーシュウィンとスコット・ジョプリンの作品集。ある意味、比較的よく耳にする作品ではありますが、メキシコSQの演奏は(失礼ながら)予想通り強烈。演奏技術の面だけで言えば、日本でもこれより上手なアマチュア団体はいくらでもあるのですが、勢いのある/悪く言えば乱暴な演奏ではありますが、楽天的なポジティブさがベースにあって、不思議と居心地がよくなります。どちらかといえば、アコースティックな曲作りが要求されるジョプリンよりも歌心が要求されるガーシュウィンのほうがあっているようで。なかでも編成を大きくして終始にぎやかに繰り広げられるキューバ序曲あたりは、南のリゾートで地元バンドが賑やかに余興演奏しているような楽しさがあります。また、ジャズの歌曲のナンバーともいえるジャスト・アナザー・ルンバの"どっしり"感も不思議な魅力です。

ちなみに、ブックレットには、いかにもラテンな恰幅のいいおやぢたちの写真が載っていて、なんだかほほえましいです(笑

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