紹介すべきか悩みどころなのですが、クラシックの団体に与えた影響も少なからず、レパートリも汎用化しつつあるのであえてここで紹介。
1986年に結成、主にジャズの世界で活動を行なっています。ヨーロッパ内外のジャズフェスティバルに参加し、これまで4枚のCDをリリースしています。サクソフォン4本が基本ですが、曲によってはフルートやクラリネットへの持ち替えもあります。
上記はオリジナルのメンバーで、その後 Nigel HITCHCOCK, Tim HOLMES, Pete LONG, Matt WATES, Dave O'HIGGINS, Mike SMITH, Tim GARLAND がメンバとして入れ替わっています。
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このCDを聴く限り、アドリブを含めたノリのよい演奏は、カテゴリとしてはジャズの範疇に入ることになるでしょうか。さまざまなスタイルを取り入れた演奏は、こむづかしい理屈はともかく、まずは自然体で楽しむに限るのではないでしょうか。
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こちらは現在入手可能なスタジオ録音盤。チュニジアの夜もマウアーの編曲で、実質的にすべてマウアーの作品で構成されています。どの曲もポップでカッコよく、楽しい演奏が繰り広げられています。特に印象に残ったのは、バリトン・サックスのリフがかっこいい、アルバムタイトルにもなっているフル・イングリッシュ・ブレックファスト(ジャケットもボリュームたっぷりの Full English Breakfast な写真になってますね)、キャッチーなメロディが耳に残るユア・ファイナンシャリー・ディスターブド。この2曲をはじめ、多くの曲の楽譜は入手可能なので、サクソフォン4重奏を活動される方、挑戦してみてはいかが?