1982年、ハラルド・ベルゲルセンが創設した団体。1985年ワシントンで行なわれたワールド・サクソフォン・コングレスにも参加しました。ノルウェー放送局で「Artist of the Week」に選ばれるたり、ノルウェーの現代作曲家の曲を初演するなど、地元ノルウェーでは活躍しているようです。
録音のせいか音色に魅力が乏しく、最初のグラズノフを聴いていて退屈してしまいました。しかし、O.ベルク(アルバン・ベルクではありません、念のため)はなかなかおもしろい曲で、けっこう気に入りました。ラクレも好きな曲なのですが、録音はこの団体とアレクサンドルSQくらいしかありません。もっと少し演奏がよければ、ときどき聴くのですがねぇ。基本的なアンサンブル力はあるようで、ラクールの最後のユニゾンの部分はなかなか迫力があります。