Desert Wind Saxophone Quartet


1990年に結成、アリゾナを中心に活動を行なっています。バロックからジャズまで、幅広いジャンルの音楽を演奏し、ローカルイベントからコンサートステージまで、さまざまなシーンで活躍しています。また、オリジナルのアレンジも積極的に手がけており、彼らのサイトからその一部を購入することができます。

デザート・ウィンドSQのOfficial Site(英語)



主なアルバム


「Christmas Song」

Desert Wind Publications DWSQ101CD (c)1999
  1. あら野のはてに〜賛美歌第106番 (フランス民謡)
  2. 風も雪も友だちだ (ネルソン&ロリンズ)
  3. 何故にイエスは (アメリカ民謡)
  4. 牧人羊を〜賛美歌第103番 (イングランド民謡)
  5. ひいらぎかざろう (ウェールズ民謡)
  6. レット・イット・スノウ (カーン)
  7. 御使い歌いて〜賛美歌第2編第216番 (イングランド民謡)
  8. おめでとうクリスマス (イングランド民謡)
  9. さやかに星はきらめき 〜賛美歌第2編第219番 (アダン)
  10. そりすべり (アンダーソン)
  11. 諸人こぞりて〜賛美歌第112番 (ヘンデル)
  12. われらはきたりぬ〜賛美歌第2編52番 (ホプキンス)
  13. ひいらぎに実がなった (ウェールズ民謡)
  14. 柊と蔦は〜賛美歌第2番第217番 (イングランド民謡)
  15. 屋根のてっぺんで (イングランド民謡)
  16. 赤鼻のトナカイ (マークス)
  17. バレエ「くるみ割り人形」op.71より アラビアの踊り (チャイコフスキー)
  18. 嬉しきこの宵 (イングランド民謡)
  19. 3艘の船 (イングランド民謡)
  20. きよしこの夜 (グルーバー)
  21. 世のひと忘るな〜賛美歌第2編第128番 (イングランド民謡)
  22. 乾杯の歌 (イングランド民謡)
  23. チップマンクス・ソング (チップマンクス)
  24. クリスマス・ソング (トーム)

セルフプロデュースによるCD1作目は、ごらんのとおりクリスマス・ソング特集。賛美歌モノが多いので、私たち日本人にあまりなじみのない曲もありますが、それでも親しみやすいメロディばかり。実際、このアルバムを聴いていた我が息子、知っているメロディが流れるたび、大喜びしてました。さて、演奏ですが、正直なところちょっと雑な仕上がり、という印象が残りました。ただ、アルバムのいたるところから感じることのできる音楽の喜びは、いい意味でアマチュア的な純粋さが感じられました。(仕上がりとしてはちょっと物足りないですが、、)


「Desert Wind Saxophone Quartet」

Desert Wind Publications DWSQ102CD (c)2003
  1. スケルツォ (バーカー)
  2. クラックド・アイス・ラグ (コブ)
  3. アショウカン・フェアウェル (ウンガー)
  4. 天使のミロンガ (ピアソラ)
  5. テイキング・ア・チャンス・オブ・ラヴ (デューク)
  6. スペイン風セレナータ (マラッツ)
  7. ディル・ピックルス (ジョンソン)
  8. ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー (ウォレン)
  9. ヴァイオリン・ソナタト短調 BWV.1020より 第2楽章 (バッハ)
  10. ニューヨークの秋 (デューク)
  11. ジリー・ビーン・ウォーク (カルレ)
  12. 忘却 (ピアソラ)
  13. ジ・エンターテイナー (ジョプリン)
  14. 魅惑のリズム (ガーシュウィン)

アルバム2作目はクラシック、オリジナルからジャズまで、軽めの曲を集めた内容となりました。ふだんの活動でも、このような曲を中心に演奏しているのでしょうね。ということで、聴きやすさという点では前のアルバム同様ですが、やはり技術的な仕上がりがかなり荒くて気になってしまいました。演奏姿勢が前向きなことはわかるので、これに技術が加われば説得力のある演奏になると思うのですが、残念です。とはいえ、地道に活動していることがよく伝わってくる、いろいろな可能性を垣間見ることのできたアルバムです。

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