Desert Wind Saxophone Quartet
- Michael WARNER, Soprano
- Bruce DuPLANTY, Alto
- James HUGHENS, Tenor
- Carlos ROMERO, Baritone
1990年に結成、アリゾナを中心に活動を行なっています。バロックからジャズまで、幅広いジャンルの音楽を演奏し、ローカルイベントからコンサートステージまで、さまざまなシーンで活躍しています。また、オリジナルのアレンジも積極的に手がけており、彼らのサイトからその一部を購入することができます。
デザート・ウィンドSQのOfficial Site(英語)
主なアルバム
「Christmas Song」
Desert Wind Publications DWSQ101CD (c)1999
- あら野のはてに〜賛美歌第106番 (フランス民謡)
- 風も雪も友だちだ (ネルソン&ロリンズ)
- 何故にイエスは (アメリカ民謡)
- 牧人羊を〜賛美歌第103番 (イングランド民謡)
- ひいらぎかざろう (ウェールズ民謡)
- レット・イット・スノウ (カーン)
- 御使い歌いて〜賛美歌第2編第216番 (イングランド民謡)
- おめでとうクリスマス (イングランド民謡)
- さやかに星はきらめき 〜賛美歌第2編第219番 (アダン)
- そりすべり (アンダーソン)
- 諸人こぞりて〜賛美歌第112番 (ヘンデル)
- われらはきたりぬ〜賛美歌第2編52番 (ホプキンス)
- ひいらぎに実がなった (ウェールズ民謡)
- 柊と蔦は〜賛美歌第2番第217番 (イングランド民謡)
- 屋根のてっぺんで (イングランド民謡)
- 赤鼻のトナカイ (マークス)
- バレエ「くるみ割り人形」op.71より アラビアの踊り (チャイコフスキー)
- 嬉しきこの宵 (イングランド民謡)
- 3艘の船 (イングランド民謡)
- きよしこの夜 (グルーバー)
- 世のひと忘るな〜賛美歌第2編第128番 (イングランド民謡)
- 乾杯の歌 (イングランド民謡)
- チップマンクス・ソング (チップマンクス)
- クリスマス・ソング (トーム)
セルフプロデュースによるCD1作目は、ごらんのとおりクリスマス・ソング特集。賛美歌モノが多いので、私たち日本人にあまりなじみのない曲もありますが、それでも親しみやすいメロディばかり。実際、このアルバムを聴いていた我が息子、知っているメロディが流れるたび、大喜びしてました。さて、演奏ですが、正直なところちょっと雑な仕上がり、という印象が残りました。ただ、アルバムのいたるところから感じることのできる音楽の喜びは、いい意味でアマチュア的な純粋さが感じられました。(仕上がりとしてはちょっと物足りないですが、、)
「Desert Wind Saxophone Quartet」
Desert Wind Publications DWSQ102CD (c)2003
- スケルツォ (バーカー)
- クラックド・アイス・ラグ (コブ)
- アショウカン・フェアウェル (ウンガー)
- 天使のミロンガ (ピアソラ)
- テイキング・ア・チャンス・オブ・ラヴ (デューク)
- スペイン風セレナータ (マラッツ)
- ディル・ピックルス (ジョンソン)
- ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー (ウォレン)
- ヴァイオリン・ソナタト短調 BWV.1020より 第2楽章 (バッハ)
- ニューヨークの秋 (デューク)
- ジリー・ビーン・ウォーク (カルレ)
- 忘却 (ピアソラ)
- ジ・エンターテイナー (ジョプリン)
- 魅惑のリズム (ガーシュウィン)
アルバム2作目はクラシック、オリジナルからジャズまで、軽めの曲を集めた内容となりました。ふだんの活動でも、このような曲を中心に演奏しているのでしょうね。ということで、聴きやすさという点では前のアルバム同様ですが、やはり技術的な仕上がりがかなり荒くて気になってしまいました。演奏姿勢が前向きなことはわかるので、これに技術が加われば説得力のある演奏になると思うのですが、残念です。とはいえ、地道に活動していることがよく伝わってくる、いろいろな可能性を垣間見ることのできたアルバムです。