1979年に結成された4重奏団。メンバは交代しているようですが、現在のメンバはソプラノが女性奏者です。オランダの現代音楽からロックの編曲まで多彩なレパートリを持ち、10枚近いCDをリリースでは4重奏+ゲスト奏者という形式の演奏が多くあります。
国内リリースされたCD。コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートマスター、ファン=ズヴェーデン氏を交えて、ウェストサイド物語からの抜粋が聴きものです。抜粋とはいっても20曲計44分の編曲で聴き応えがあります。サクソフォン4本とヴァイオリンだけのサウンドですが、編曲も趣向が凝らしてあり、なかなか楽しめました。なによりうれしいのは、こういった内容がしっかりとした技術で演奏され、しかもそれがたのしめる音楽になっていること。オリジナリティのある活動を今後も期待したいところです。
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ゲストにピアノのワイエンベルグを迎えガーシュウィンの作品を集めたアルバム。3つの前奏曲はピアノのソロです。どの曲もピアノとサクソフォンとのコントラストがよく(編曲もイイ)、ノリと歯切れのよい演奏で楽しめました。ガーシュウィン・メドレーは20分近くの中に15曲が詰め込まれ、曲によってはサクソフォンだけ、ピアノだけ、両者による演奏が組み合わされた編曲で聴き飽きません。またキューバ序曲をサクソフォン4本で演奏してしまうのにもびっくり。しかもなかなかサマになってます。ぜひこの編曲で自分たちも演奏してみたい、、最後のアイ・ゴット・リズム変奏曲も心から愉しんで演奏している雰囲気が伝わってきます。サクソフォンによるガーシュウィン・アルバムの中でもレベルの高い一枚です。
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