Adelphi Saxophone Quartet

(C) EMI

1990年にイギリス王立北音楽学校に在学中のメンバで結成されました。1994年に John Tunnell Trust を受け、1995年には Park Lane Group のヤング・アーティスト・シリーズで演奏しています。1997年には Royal Overseas League Competition の最終選考に残りました。今のところ活動はイギリス国内に留まっているようですが、イギリスでオーソドックスなスタイルの活動を行なう４重奏団として今後の活躍が期待できそうです。

なお、アルトのサラ・マルカムは女性です。

Official Site（英語）

主なアルバム

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EMI Classics 7243 5 72527 2
1997/10 Studio 7, BBC North, Manchester, England

1. リゴードン (ラモー)
2. 小組曲 (フランセ)
3. イエスの小さな祈り (グローヴレツ)
4. タンゴの歴史 (ピアソラ)
5. 密猟者 (イギリス民謡)
6. ６つのルーマニア舞曲 (バルトーク)
7. グラーヴェとプレスト (リヴィエ)
8. オラトリオ「ソロモン」より サバの女王の登場 (ヘンデル)
9. Ｇ線上のアリア (バッハ)
10. エイジンコート・ソング (イギリス民謡)
11. メドレー (ガーシュウィン)

EMI の Debut Series の１枚。とてもすがすがしいサウンドにしあがってます。ただ、フランセやピアソラ、リヴィエなどはいろいろな団体が既にレコーディングしており、この団体ならでは、という主張がもう少しほしかったです。一方、イギリス民謡の２曲やバルトークの曲は、小細工せずストレートに吹ききっていて好感を持ちます。技術的にもまずまずのレベルにある団体なので、今後の活動が楽しみです。そういえば、このＣＤがリリースされた直後にロンドン行ったのですが、ＣＤショップのサクソフォンのコーナにこのＣＤが山積みされてました。イギリスでも期待の若手団体、なんでしょうね。

オススメ度：