Bill PERCONTI


アイオワ大学で、ロナルド・タイリーに師事しました。1988年のワールド・サクソフォン・コングレスにソリストとして参加のをはじめ、アメリカ内外で演奏活動を行なっています。現在はアイダホ州に住んでおり、ルイス・クラーク州立大学で教鞭をとっているほか、Roncorp 社からソロや4重奏の編曲作品が出版されています。

以下のアルバムのほか、America's Millenium Tribute to ADOLPHE SAX Volume 2,3,4 にも演奏が収録されています。



主なアルバム

「Duo I Point 5」

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Crystal Records CD653 (P)1994
  1. 異なるスタイルによるミニアチュア (トミース)
  2. インプロヴィゼーションIII (野田燎)
  3. サクソフォンとギターのための組曲 (ホヴァネス)
  4. 独唱的組曲 (マシアス)
  5. デュオ・ポイント5 (グラント)
  6. 即興曲とカプリス (ボザ)
  7. 3拍子のブルース (ガーシュウィン)
  8. プロムナード (ガーシュウィン)

Bill PERCONTI (saxophone)
James MARCH (piano) [c以外]
James REID (guiter) [c]

Crystalレーベルからのリリース。知名度は高が録音の少ない曲や、無名だが優れた曲を中心に録音したということで、インプロヴィゼーションIIIがユニーク。他にギター伴奏によるホヴァネスの作品が面白くきけました。技術的にはうまい、というわけではありませんが、まあ無難なところかな。アマチュアでも比較的とりくみやすい、しかも目新しい曲が揃っているので、参考として聴くにはよいでしょう。


「Related Characters」

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Centaur CRC 2345
1996/5,8 Clapp Recital Hall, The University of Iowa
  1. サクソフォン・ソナタ (ヘイデン)
  2. リレーテッド・キャラクター (コーブ)
  3. 室内協奏曲 (タル)
  4. アイ・ネヴァー・ソウ・アナザー・バタフライ (ディアー)
  5. 哀歌 (タル)
  6. ロマンス (スティル)
  7. 5つのエキゾチックな踊り (フランセ)

Bill PERCONTI (saxophone)
James MARCH (piano) [a,b,d-g]
Martha SHIEL (soprano) [d]
アイオワ・ブラス・クィンテット [c]

Centaurからリリースされたセルフ・プロデュース・アルバム。前作でもギター伴奏曲がありましたが、このアルバムでもギター伴奏、ブラス・クィンテット伴奏、ソプラノ独唱、無伴奏など多彩な響きを楽しめます。なかでもI Never Saw Another Butterflyの恐怖感を感じさせるソプラノに続いて、哀歌がモノローグのように響くと、ロマンスのメロディの美しさにほっとさせられます。最後の5つのエキゾチックな踊りは、アクセントやスタッカートなど丁寧に吹いているようですが、録音のせいか楽器の音色そのものにもう少し艶やかさやスマートさがあまり感じられず、おもしろくありませんでした。

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