アイオワ大学で、ロナルド・タイリーに師事しました。1988年のワールド・サクソフォン・コングレスにソリストとして参加のをはじめ、アメリカ内外で演奏活動を行なっています。現在はアイダホ州に住んでおり、ルイス・クラーク州立大学で教鞭をとっているほか、Roncorp 社からソロや4重奏の編曲作品が出版されています。
以下のアルバムのほか、America's Millenium Tribute to ADOLPHE SAX Volume 2,3,4 にも演奏が収録されています。
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Crystalレーベルからのリリース。知名度は高が録音の少ない曲や、無名だが優れた曲を中心に録音したということで、インプロヴィゼーションIIIがユニーク。他にギター伴奏によるホヴァネスの作品が面白くきけました。技術的にはうまい、というわけではありませんが、まあ無難なところかな。アマチュアでも比較的とりくみやすい、しかも目新しい曲が揃っているので、参考として聴くにはよいでしょう。
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Centaurからリリースされたセルフ・プロデュース・アルバム。前作でもギター伴奏曲がありましたが、このアルバムでもギター伴奏、ブラス・クィンテット伴奏、ソプラノ独唱、無伴奏など多彩な響きを楽しめます。なかでもI Never Saw Another Butterflyの恐怖感を感じさせるソプラノに続いて、哀歌がモノローグのように響くと、ロマンスのメロディの美しさにほっとさせられます。最後の5つのエキゾチックな踊りは、アクセントやスタッカートなど丁寧に吹いているようですが、録音のせいか楽器の音色そのものにもう少し艶やかさやスマートさがあまり感じられず、おもしろくありませんでした。