Julia NOLAN


カナダはモントリオールの生まれの女性サクソフォン奏者。ヴィニア大学とブリティッシュ・コロンビア大学を卒業後、インディアナ大学でルソーに学びました。卒業の1984年には、インディアナ大学シンフォニック・バンドの日本ツアーにソリストとして同行しました。さらにカナダ政府の援助を受けて、パリ音楽院でも学んでいます。現在では、ヴァンクーヴァーのダグラス・カレッジやウェスタン・ワシントン大学で教鞭をとる傍ら、カナダ・アメリカの西海岸でリサイタルを行なったり、ヴァンクーヴァー交響楽団、CBC(カナダ国営放送局)ヴァンクーヴァー管弦楽団と共演を行なっています。また Sax-City Saxophone Quartet のメンバでもあります。



主なアルバム

「The Globetrotters」

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CBC SMCD 5135 (P)1994
  1. 組曲「世界漫遊者」 (ミヨー)
  2. プロヴァンスの風景 (モーリス)
  3. ナタルのスケッチ (フォーサイス)
  4. アフリカ組曲 (スワンデ)

Mario BERNARDI 指揮 カナダ国営放送ヴァンクーヴァー管弦楽団
Julia NOLAN (saxophone) [b]

カナダのCBC(カナダ国営放送)レーベルからのリリース。うむむ。アヤシイ曲の連続です。プロヴァンスの風景が管弦楽伴奏で録音されているので、ここにご紹介しましたが、やはりこの曲はピアノ伴奏の方が数倍聴き映えしますね。ソロは、感心するほどの出来栄えではないものの、比較的抑制の利いた端正な演奏です。でも、最後の楽章はもっと速いテンポで駆け抜けてほしかったなぁ。組曲「世界漫遊者」(原題 Le Globetrotter Suite, op.358<1957>)の各楽章は「フランス」「ポルトガル」「イタリア」「アメリカ」「メキシコ」「ブラジル」ときていて「アメリカ」でもノランがソロをとっています。後の2曲にはサクソフォンは含まれていませんが、エスニックな響きがしてなんともコソバユイ。。

CBCレーベルのこのCDの紹介はこちら(英語)
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