Gilbert MONETTI
イタリアはボローニャ生まれのサクソフォン奏者。ソロ活動ではイタリアの作曲家に新しい作品を委嘱し初演する一方、パルマ交響楽団などとの共演、ビッグバンドやジャズ・トリオでも活動しています。また、ボローニャのマルティーニ音楽院で教鞭をとり、教則本の著作もあります。
Official Site(伊語)
主なアルバム
「Golden Era of C'Melody Sax」
Printop 910702
2002/7
- シンギン・ザ・ブルース (コンラド/ロビンソン)
- サックス=オ=ドゥードゥル (ヴィードーフ)
- ソロ第2番「カヴァティナ」 (ドゥメルスマン)
- マンハッタン・セレナーデ (ヴィードーフ)
- チロル民謡によるソロ曲 (チック)
- 小さなチャルダッシュ (イトィウラルデ)
- ボローニャの主題による変奏曲 (ロッシーニ)
- 影 (フェナティ)
- 演奏会用ソロ曲〜バリトン・サクソフォンのための (サンジュレ)
- ウェーバーの主題による変奏曲 (サヴァリ)
- ブルックリンのためのパッサカリア (グァルディ)
- サクソフォビア (ヴィードーフ)
- シンギン・ザ・ブルース (コンラド/ロビンソン)
Gilbert MONETTI (saxophone) / Alberto LINARI (piano)
タイトルどおり、C管メロディ・サックス(アルトとテナーの間の音域)による演奏。確かにアルトとテナーの間のような音色がします。しかしイタリア人がメロディ・サックスによる録音を出してくるとは思わなかった、、演奏は適度に崩しながらも真面目に曲に取り組んでいますが、録音のせいもあって、ちょっと間延び気味の一本調子。やはりヴィードーフのナンバーがこの音色・演奏スタイルに合っているようです。録音がオン・マイク気味のせいか、音が生々しく少々聴き疲れしたのが残念です。