Alex MITCHELL


イギリスで活動するサクソフォン奏者。イギリス王立北音楽学校を卒業、エイデルファイSQに参加するほか、イギリス内外のサクソフォン・コングレスに参加、イギリス内外のオーケストラと共演したり、エジンバラのフェスティヴァルのフリンジに参加したりと多彩な演奏活動を続けています。また、セント・ポール校他で教鞭を執るほか、イギリス・アメリカで指導教員を務めています。



主なアルバム


「American Saxophone Music」

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Naxos 8.559241
2004/12/19-21 Wathen Hall, St.Paul's School, London
  1. シリウスの光 (クエイト)
  2. ソナタ (クレストン)
  3. ピクニック・オン・ザ・マーン (ローレム)
  4. ソナタ〜バリトンサクソフォンとピアノのための (ハートレー)
  5. サクソフォンとギターのための組曲 (ホヴァネス)
    /w Neil HORNSBY (guiter)
  6. ソナタ (ムツェンスキ)
  7. はかないワルツ (ヴィードーフ)

Alex MITCHELL (saxophone) / Jeremy LIMB (piano)

イギリスの奏者によるアメリカのサクソフォン作品集。イギリスの奏者がアメリカの作品を取り上げる例はあまり聴いたことがなかったので、どのような演奏が繰り広げられているのか興味津々です。最初のシリウスの光の響きの美しさが印象に残りました。星の瞬きをあらわすかのようなピアノの響き、縫うように響くサクソフォンの透明な音色が、宇宙空間をゆっくりただよっているような感覚にいざないます。またホヴァネスではメランコリックなギターとサクソフォンが生み出すどことなくオリエンタルな響きが魅力的です。一方クレストンのソナタ、ムツェンスキのソナタなど、有名な曲で安定感の不足が気になりました。

このCDは限定リリースのようですので、入手はお早めに!

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