Pierre=Stéphane MEUGÉ


1964年8月26日ボルドーの生まれ、ストラスブール音楽院でピアノ・サクソフォン・コントラバス・和声・対位法などを学び、チェリビダッケやグロボカールなどに師事しました。経歴から想像できるとおり現代音楽に積極的に関わっており、XASAXや Newt Hinton アンサンブルなどに参加しています。またBBCやオーストラリア国営放送のソリストとしてしばしば客演を行なう他、ストラスブール音楽院やダルムシュテットなどで教職を執り、日本とロシアでマスタークラスを開いています。



主なアルバム


「GIACINTO SCELSI」

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KAIROS 0012032KAI
1995/11/1 [b,c] 1997/2/11 [d] 1998/2/11 [a] 1998/4/29 [d]
  1. ヤマオン (シェルシ)
  2. アナヒット (シェルシ)
  3. 祈り (シェルシ)
  4. 3つの小品 (シェルシ)
  5. オクタゴン (シェルシ)

Pierre=Stéphane MEUGÉ (saxophone) [a-d]
Gerald PREINFALK (saxophone) [a]
Roland HERMANN (baritone) [a]
Annette BIK (violin) [c]
Hans ZENDER 指揮 Klangforum Wien

KAIROSレーベルからのリリースとなるシェルシの作品集。シェルシ作品の演奏ポイントはテンションの高さにあると思うのですが、その意味ではこのCDはやや物足りなかったというのが正直な感想。しかし、やや残響の多めの録音ということもあってか、よく整った演奏は耳にひかかからず、いい意味で聴きやすい演奏でした。モーツァルトやベートーヴェン、マーラー、ドビュッシーから現代音楽・自作曲まで幅広いレパートリを持つ指揮者ゼンダーらしい、明晰で翳りのないシェルシです。サクソフォン・ソロとなる3つの小品は特にその傾向が顕著で、鋭くも美しい音色も堪能できる録音に満足です。

KAIROS レーベルのこのCDの紹介はこちら(英語)
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