スウェーデン生まれの若手サクソフォン奏者。ストックホルムの王立音楽院を卒業後、渡米しノースウェスタン大学に学びました。現在もスウェーデン、アメリカの双方で活動を続けています。
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バッハの無伴奏曲でアルバムを構成した意欲作。音域の関係かフルート・パルティータはソプラノで、その他２曲はアルトで演奏されています。ルンデガードの演奏は積極的ですが、一部やや技術的に充分こなせていない箇所があるのは残念正直、聴き映えのするＣＤとは言いがたいのですが、数日経ってなぜかまた聴いてみたくなる不思議な魅力があります。それは、おそらくルンデガード氏の捉えたバッハ像を余すところなく表現しきろうともがく姿が、確かにそこにあるからではないかと思います。
なお、このＣＤの入手にあたっては、ルンデガード氏ご自身にたいへんお世話になったことを付記しておきます。