國末 貞仁


1978年香川県高松市の生まれ。東京芸術大学大学院を修了。これまでに、サクソフォンを西宇徹、須川展也、石田智子、二宮和弘、冨岡和男の各氏に師事。ソロ活動や後進の指導の他、あんさんぶっかけ・さぬき座(座長)、Blitz Brass(コンサートマスター)、サクソフォン4重奏団"Quatuor B"、サクソフォン5重奏団"Quintet Circ"、Trio YaS-375、科学特捜隊ブラスバンド・クラブなど、様々な活動を展開しています。

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主なアルバム


「The Last Country」

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Cafua CACG-0157
2010/5/25-26 三芳町文化会館(埼玉県)
  1. ファンタジー (D.ベダール)
  2. Down down down (石毛里佳)
  3. プロヴァンスの風景 (P.モーリス)
  4. スカラムーシュ (D.ミヨー)
  5. 天国の月 (長生淳)
  6. The Last Country (高橋宏樹)

國末 貞仁 (saxophone)/ 中村 真理 (piano)

國末氏のデビューアルバム。1曲目のファンタジーから、やや硬質ですがきらめくような輝きと軽妙さが感じられる、すてきな音楽が繰り広げられます。。サクソフォンのレパートリーとしては古典と言っていいプロヴァンスの風景スカラムーシュも、奇を衒わないオーソドックスな演奏を、安定したテクニックの上で展開しています。プロヴァンスの風景のボヘミアの女ではリズムをあまり重くせず、次のアリスカンより魂は嘆きてでは必要以上におどろおどろしくなることなく、スマートな演奏に徹しています。スカラムーシュの3楽章では、ピアノとの主役の入れ替わりをきっちり表現しているなど、メロディラインへのこまやかな配慮が感じられます。個性的というよりはいい意味で優等生的な音楽の作りを意識されてるのでしょうか。

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