Nadine KAUFFMANN


ルクセンブルグで活動する女性サクソフォン奏者。高校在学中よりルクセンブルグ大学院の音楽クラスを受講し、その後エンシーデ、ブリュッセルやストラスブールでサクソフォンを学んでいます。1997年よりエスク・シュール・アルゼッテの音楽院で教鞭を執っています。



主なアルバム


「Saxophone Concertos」

Art Event AE-10203
2002/1/21-22, 9/13-14 Riga Recording Campany
  1. サクソフォン協奏曲 (グラズノフ)
  2. バラード (マルタン)
  3. ファンタジア (ヴィラ=ロボス)
  4. 伝説 (カプレ)
  5. サクソフォン小協奏曲 (イベール)
Nadine KAUFFMANN (saxophone) / Carlo JANS 指揮 ラトヴィア・フィルハーモニー管弦楽団

まだ若手ながら、サクソフォンのコンチェルトの王道曲ばかりのプログラム。どの曲も名演が既にたくさん録音されていますが、カウフマンの演奏は体当たりで真正面からぶつかっています。その心意気が空回りせずちゃんと音楽として流れて点は見事です。やや荒削りで、細部を磨き上げるとさらにすばらしい演奏になるとは思いますが、フレッシュな魅力もまた換えがたいものがあります。伝説イベールあたりでは、オケはもう少しがんばってほしかったなぁ。

オススメ度:

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