Christer JOHNSSON


スウェーデンで活動するサクソフォン奏者。J.M.ロンデックスに師事、1980年よりストックホルム王立音楽院で教鞭をとるかたわらスウェーデンSQのソプラノ奏者としても活動しています。



主なアルバム


「LARS-ERIK LARSSON」

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Caprice CAP 21492
1970/12/5-6 [c], 1980/5/19 [e], 1980/10/21 [b], 1983/2/14 [a], 1983/12/13 [d]
  1. サクソフォン協奏曲 (ラーション)
  2. ディヴェルティメント第2番 (ラーション)
  3. ホルン小協奏曲 (ラーション)
  4. 木管5重奏のためのディヴェルティメント「3つのテンポ」 (ラーション)
  5. 弦楽4重奏曲 (ラーション)

Christer JOHNSSON (saxophone) [a]
Leif SEGERSTAM 指揮 スウェーデン放送交響楽団 [a]
Jan-Olav WEDIN 指揮 ストックホルム・シンフォニエッタ [b]
Ib LANZKY-OTTO (horn) ストックホルム・フィルハーモニック室内アンサンブル [c]
ストックホルム木管5重奏団 [d]
ストックホルム弦楽4重奏団 [e]

北欧ものに強いカプリス・レーベルからリリースされた、ラーションの協奏・室内楽作品集。もともと別のディスクとしてリリースされていたものの再編集盤です。曲は年代順に並べられていて、ラーションの作風の変化が感じられるようになっています。

サクソフォン協奏曲は、ラーションが20代半ばの作品でラッシャーに献呈されました。その後ラッシャーのソロ、サバータの指揮による録音も残されている、ラーションの初期のヒット作です。自身が作曲家でもあるセーゲルスタムの指揮は、この作品がモーツアルトの影響下にあることを的確に浮き彫りにしています。ヨンソンのソロは派手さはないものの清潔なタッチで好感を持ちました。サヴィヨキケリーの演奏と比較してみるのもおもしろいでしょう。

他の曲の演奏も、やや技術的にばらつきはありますが、それぞれの曲の性格に沿ったもので、ラーションの入門にも好適かと思います。


「MA」

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Nytorp Musik Nytorp 0001
1999/11/1-3 [b,c,e] 2000/1/22-23 [a,d]
  1. 月に憑かれたピエロ (シェーンベルグ)
  2. 存在 (C.ラーション)
  3. 弦とリード〜クラリネット、チェロとピアノのための (C.ラーション)
  4. 4重奏曲 (ヴェーベルン)
  5. デリーヴ (ブーレーズ)

Ma Ensemble

クリステル・ヨンソンも常時参加するMaアンサンブルの録音をご紹介。演奏される曲は、アンサンブルのメンバであるクリカン・ラーションの作品を含めて現代的な響きのものばかりですが、Maアンサンブルの演奏はけしてとりつくシマのない冷徹なものではなく、どことなく親しみやすい、それでいて純度の高い耀きもあわせ持っています。このアルバムのメインは月に憑かれたピエロで、その静謐さと狂気を湛えた演奏もなかなかなのですが、アルバム中唯一サクソフォンが参加しているヴェーベルンの充実ぶりは、インの出来を上回るといってよいでしょう。凝縮された結晶のような作品と演奏者の資質がみごとにマッチした演奏です。この曲、今までドウラングルの参加したブーレーズ指揮アンサンブル・アンテルコンタンポランの演奏が耳に残っていたのですが、すっかり耳を洗いなおされてしまいました。実はMaアンサンブル、1987年にこの曲を演奏したのが直接の結成のきっかけだったということで、そんな背景が演奏の充実度にも反映している、のかもしれません。

Nytorp Musik 社のこのCDの紹介はこちら(英語)
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