アリゾナ州立大学で音楽理論と作曲を、インディアナ州立大学でサクソフォンを、テキサス大学オースティン校でジャズを学び、ペンシルヴァニアのマンスフィールド大学を経て1984年にベイラー大学に移り、現在は同大学のサクソフォンとミュージック・テクノロジーの教授の職にあります。クラシックのみならず、ジャズの演奏にも積極的で、サミー・デイヴィスJr.や5thディメンションなどのツアーに参加しました。またサクソフォン・ジャーナルやジャズ・プレイヤー誌にコラムを寄せるなど、多彩な活動を繰り広げています。
以下のアルバムのほか、America's Millenium Tribute to ADOLPHE SAX Volume 1 と 6 にも演奏が収録されています。
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金管5重奏や吹奏楽をバックにしたサクソフォンのソロアルバムは、ありそうでありませんでした。ある意味、サクソフォン+金管5重奏という組み合わせは通常の編成ではない思うのですが、それでもこれだけレパートリがあるのにはちょっと驚きです。もっとも、大半はヤコブソンに献呈された曲で、そのせいかどの曲もとてもこなれた演奏になっています。でも、きっとバランスよい響きにするのはなかなか難しいんでしょうね。ブルース・コンチェルトが、メロディラインが親しみやすくわかりやすい曲(さすが、ホロコーム!)で楽しめました。