北オランダのペテン生まれのサクソフォン奏者。アルクマース音楽院を卒業後、アムステルダム音楽院でアルノ・ボーンカンプに師事しました。またジョン・エドワード・ケリーにも師事し、その後ドイツのデュッセルドルフを中心に活動を行なっています。
ワーディ氏ご自身よりメールでご連絡をいただいた、彼女のデビュー・アルバム。なるほど、意欲的なプログラムとなっています。いい意味での演奏の若さ。いろいろな点でフレッシュな演奏で、概して楽しんで聴くことができました。中でもアルバムタイトルになっているアンデュレーションのユニークな響きや、ラプソディの個性的な解釈などが印象的でした。彼女がさらにどっしりと構えた演奏をするようになったとき、さらに表現の幅広さが期待できそうです。今後の活動が伝わってくるのを楽しみにしています。