Nándor GÖTZ
ハンガリーでクラリネット奏者として活動。リスト音楽院でベラ・コヴァクシュとジョーゼフ・バロフに師事、メニューイン指揮の管弦楽団などに参加し、1991年に卒業しました。その後アンサンブル・モデルンやデュッセルドルフのムジクファブリックになどの現代音楽グループに参加、クラリネットだけでなくサクソフォンも持ち替えて、ケーゲルやゼンダーをはじめさまざまな現代作曲家の曲を演奏し、欧米を始め来日もしています。
Official Site(ハンガリー語、英語)
主なアルバム
「Satie-Xophone」
HUNGAROTON HCD-31763
1996/3 Alpha Line Studio [a-h]
1997-8-8 Hungaroton Studio [g-q]
- アラベスク第1番・第2番 (ドビュッシー)
- 小さな羊飼い (ドビュッシー)#
- ゴリウォッグのケークウォーク (ドビュッシー)#
- ジムノペディ第1番〜第3番 (サティ)
- 常動曲〜ヴァイオリン・ソナタ第3楽章 (ラヴェル)#
- ハバネラ形式の小品 (ラヴェル)
- グノシエンヌ第1番 (サティ)#
- 前奏曲〜クープランの墓より (ラヴェル)
- シリンクス (ドビュッシー)
- グノシエンヌ第2番 (サティ)
- パックの踊り (ドビュッシー)
- グノシエンヌ第3番・第4番 (サティ)
- 官僚的なソナチネ (サティ)#
- グノシエンヌ第5番 (サティ)#
- グノシエンヌ第6番 (サティ)
- 喜びの島 (ドビュッシー)
- 亡き王女のためのパヴァーヌ (ラヴェル)
Nándor GÖTZ (saxophone / clarinet#)
Balázs SZOKOLAY (piano)
ハンガリーのHungarotonからリリースされたアルバム。あまりにベタなタイトルと、クラリネットとの持ち替え、さらにメイド・イン・ハンガリーのCDということで(偏見スミマセン)長いこと購入を見送ってたのですが、アウトレットで発掘してつい買ってしまいました。聴いてみると、サクソフォンは持ち替え奏者らしくヴィヴラートの小さい、比較的モノトーンな音色で、全体に控えめ、というより禁欲的な表現で、曲が耳馴染みのこともあってとても聴きやすいアルバムです。何を基準にクラリネットと持ち替えながら吹いているのかわかりませんが、これはこれで楽しめました。BGM的に聴くにはよいのではいでしょうか。
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