Sven FRIDOLFSSON


1963年生まれ、スウェーデンで活動するサクソフォン奏者。クラシックのみならず、ジャズや商業音楽方面でも活躍しているようです。



主なアルバム



「Erland von Koch 18 Monologues」

Intim Musik IMCD096
2004-5 Stenhammarsalen/Concert Hall/Nilento Studio, Göteborg
  1. モノローグ第1番〜フルートのための (フォン=コック)
  2. モノローグ第2番〜オーボエのための (フォン=コック)
  3. モノローグ第3番〜クラリネットのための (フォン=コック)
  4. モノローグ第4番〜サクソフォンのための (フォン=コック)
    Sven FRIDOLFSSON (saxophone)
  5. モノローグ第5番〜バスーンのための (フォン=コック)
  6. モノローグ第6番〜ホルンのための (フォン=コック)
  7. モノローグ第7番〜トランペットのための (フォン=コック)
  8. モノローグ第8番〜トロンボーンのための (フォン=コック)
  9. モノローグ第9番〜チューバのための (フォン=コック)
  10. モノローグ第10番〜ギターのための (フォン=コック)
  11. モノローグ第11番〜打楽器のための (フォン=コック)
  12. モノローグ第12番〜ハープのための (フォン=コック)
  13. モノローグ第13番〜ピアノのための (フォン=コック)
  14. モノローグ第14番〜声のための (フォン=コック)
  15. モノローグ第15番〜ヴァイオリンのための (フォン=コック)
  16. モノローグ第16番〜ヴィオラのための (フォン=コック)
  17. モノローグ第17番〜チェロのための (フォン=コック)
  18. モノローグ第18番〜コントラバスのための (フォン=コック)
V.A.

フォン・コックが1970年代中ごろに様々な独奏楽器のために書いたモノローグと題した作品群を一挙CD2枚に録音した好企画(ついでに、お値段はCD1枚分というのもポイント高いです)。一部北欧音楽ファンではリリース前からかなり話題になっていました。ストックホルム音楽院で音楽理論と和声学を教えていた時期、学生だったロベルト・フォン・バール Robert von Bahr (現在、BIS 社長) のアイデアによりグニッラ・フォン・バール Gunilla von Bahr (ロベルトの最初の夫人) のために最初の曲を作曲。その成功がオーボエの曲につながり、さらに、ゲルマンスが出版を約束してくれたことから、全部で18の作品が完成することになりました。(ここまでノルディックサウンド広島のサイトの記述をそのまま使わせていただきました。)モノローグの題するとおり、どの曲も静的な部分と動的な部分からできており、特殊奏法をほとんど使わず楽器の特性を活かした曲になっています。

演奏を担当しているのは、ギター奏者を除いてヨーテボリ在住の音楽家。サクソフォンのフリードルフソンを含め、やや安定感不足ながら曲を鑑賞するには不足ない演奏を聴かせてくれます。スウェーデン第二の都市とはいえ、人口50万人の小都市で、これだけの奏者が揃っているのは驚きです。(ちなみに、50万人といえば、杉並区や江戸川区くらいの規模です。。)

オススメ度:

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