1957年生まれで、サクソフォン奏者であると同時に作曲も行なっています。オランダを中心に、ベルギー、スイス、イタリアなどで活動しています。下記アルバム以外にも、Cassa Nova レーベルに録音を残しているようです。楽器はビュッフェ・クランポンを使用しています。
たいそうなアルバムタイトルがついていますが、解説によればヨーロッパ各国1枚づつで Volume 7 まであるということ。既に Volume 5 までリリースされているようですが、買ってみたいような、みたくないような。。
そんな気合の入ったアルバムですが、自作曲を最初にもってくるのは、個人的には首をかしげます。まあ、それはともかくとして、デルデーンの凝縮されたような曲やバディングスの息の長いフレーズは興味深く聴けました。全体に音程がやや甘く、曲のせいなのかこの音程のせいなのか、あるいはヴィヴラートのせいなのか生理的にしんどい個所がいくつかあり、楽しめなかったというのが実感です。