François DANEELS


1921年、ベルギーの Tubize の生まれ。ブリュッセルの王立音楽院で学び、1954年にドウコウの教授に着任しました。40曲以上を越す曲を献呈され、国内外で演奏活動を行なっています。LP時代には、Decca、Zephys などのレーベルに、多くの録音を残しました。また、ベルギーSQの創設メンバーでもあります。セルマーの楽器を使用しているようです。

なお、以下でご紹介したほかにもAmerica's Millenium Tribute to ADOLPHE SAX Volume 3 と 6 や、ニュー・ベルギーSQのアルバムにゲストとして演奏したCDが入手できます。



主なアルバム


「KALEIDOSAX」

Check it amazon.com !
アマゾンでこのCDをチェック!
Arizona University Recordings 3060
  1. アンプロヴィゼイション (クーロイエ)
  2. 2人のためのソナティネ (コンスタン)
  3. サクソ・レント (ダネール)
  4. ワンダー・ブルー (クーロイエ)
  5. 4つのミニアチュア (ダネール)
  6. ソー・ロング・フェローズ (クーロイエ)
  7. アリアとジャズ・ワルツ (ダネール)
  8. バラード (ベイリー)
  9. 魔法使いの踊り (クーロイエ)
  10. 四輪乗合馬車 (ユイ)
  11. 小さな飾り (クーロイエ)
  12. シシリエンヌ (クレパン)
  13. 道化師 (クーロイエ)
  14. ソー・ホヮット・ブラザー (ジステリンク)

François DANEELS (saxophone) / Robert WASMUTH (piano)

自作曲を含め、小品ばかりで構成されたアルバム。見たことのない作曲家だなぁ、とおそるおそるプレイヤーにかけると、どの曲も軽めの、いい意味で聴き流すことさえできるような曲ばかりで、なかなか楽しめました。若干音程がおやっ?と思う部分もありましたが、音色もフランス系の明るめのサウンドで、ライト・クラシカル・サクソフォンとでも呼びたい雰囲気。

後で知ったのですが、ダネール氏は大御所的存在のようですね。どうりで、演奏に風格があるわけです。もっと氏の演奏を聴いてみたい、と思いました。

オススメ度:

inserted by FC2 system